2021/11/18

ブランド別実例高級ダウン 専用クリーニング

プラダ

高級ダウンの中でも影ならが人気のブランドがプラダダウンのクリーニングです。こちらおなじみ三角のマークがプラダダウンの特徴です。他の高級ダウンクリーニングに比べて比較てき、生地がしっかりしているので、クリーニングする上では行いやすいものです。こちらのプラダはとても印象的なファーがついておりました。このファーは普通にウェットクリーニングしてしまうと型崩れ等を起こす可能性があるため、通常のウェットクリーニングでは行えませんでした。このように生地によってクリーニングの方法をかえて行うことが高級ダウンクリーニングの肝になります。なんでも適当に同じ洗い方をしてしまうと破損や風合いの変化等を起こしてしまうので、気をつけていかなければなりません。このプラダクリーニングはいい例のように、ファーの特徴によって洗い方を変えるということもあります。こちらのプラダダウンクリーニングはファーが特徴的なため、通常のウェットクリーニングでは行えず、汗抜きクリーニングを行っていきます。通常は水を使ってクリーニングいたしておりますが、ただ単になんでも水でウェットクリーニングすればいいかというとそうではなく、その生地によって相性がありますので、それを見極めての汗抜きウェットクリーニングをいたしました。こういった経験が無いとただ単にクリーニングしてしまうと本体は大丈夫でもファーが破損したりしてしまいます。そのため、こちらはファーの部分をメインに考えてクリーニングは通常の高級ダウンクリーニングとは違ったクリーニング方法をとっていきました。ダウンは様々ありますので、その生地に合わせて洗い方、回転数、強弱、脱水スピード、時間等細かくて変えていかないといけません。こういったところが技術職と言われる所以です。同じものを安定した品質でたくさん作ればいいというわけには行きませんので、見極める目がなにより大切になってきます。こちらのプラダクリーニングは特に丸洗いすると糸引等が起こりやすいため、さらに強弱の綿で気をつけ行いました。このプラダダウンクリーニングに限らないのですが、高級ダウン全般はすべて縫い込みが浅めに作ってあるので、少し負荷をかけると糸が出てきてしまうことが多々あります。これは致し方無い部分でもあります。こういったことが内容にクリーニングはいたしておりますが、多少の糸が出てしまうのは製造の段階である程度予測されて作ってあります。これをガッチリ作ってしまうとあまりがなく、キツキツの素材になってしまうので、あまりは必要になってきます。それではこちらのプラダクリーニングを見ていただきましょう。

クリーニング実例概要

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こちらのプラダクリーニングのプラダマークの部分ですが、これは下地が本皮で出来ています。この本皮はしっかり作られているのでよほどのことが無い限り破損はいたしません。極稀に並行輸入のもので偽物等があると思いますが、そういったもの以外はそういったことは起こりません。しかし世の中に永続的に続くものはありませんので、やがてスレ等で色が薄くなっていくことはございます。その場合は交換しか方法は無くなっていきます。この部分は一度革と鉄の部分を分離してからでないとおなしできませんことと、一度分離するとお直しが効かなくなってしまいますので、そういった対応になります。そういったときでも日本で購入したものならいいのですが、海外で購入したものなどはやり取りが海外でしか出来ない場合が多いため、修理等も難しくなります。そのため、クリーニングに出す際は日本でご購入したものか海外で購入したものか確認し、海外のものはそういった対応になってしまうということを認識してからプラダクリーニングをお出しいただくようになると思います。プラダに限らず、高級ダウンクリーニング全般に言えることですが、最近は海外にいってご購入される方が増えたので、その点をお気をつけください。
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プラダのダウンクリーニングをウェットクリーニングする前に気をつけて置かなければいけないのがこの袖口です。この袖口は汚れがもっとも付きやすい位置の1つだからです。普通にプラダクリーニングしているだけでは汚れはまず取れません。この部分はしっかり前処理してシミ抜きしてからでないと落ちないために手作業でしみ抜きしております。こちらのプラダダウンもこの部分は一見汚れていないように見えますが、見えないシミがたっぷり付いておりますので、そこを落としておきます。これをしないで見えないからと放置しておりますと、変色や悪臭の原因になります。そういったものは1、2年では表面化しておりませんんが、年数を重ねると、変色等の原因になって、知らない間に変色しているなんてことはよくあります。そのため、見えなくてもシミ抜きするのがPROSHOP HIRAISHIYA流です。何年も使用していいただくことを想定してその場限りの対応をしないというのが当店のやり方なので、見えなくても徹底して行うことが大切だと思っておリます。
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ようやく仕上がったのがこちらのプラダダウンクリーニング後の状態です。このようにファーをクリーニングする前と同じ状態で維持しながら仕上げて行かないといけません。こうやって完成してホッとします。こちらのプラダのクリーニングは無事に完成いたしました。これまでなるのには大変な時間がかかっています。前処理、クリーニング、乾燥、仕上げ、包装、検品とすべて行うのに最低3日間はかかります。プロでこれだけかかるのですから、一般の方には大変な作業ということがわかると思います。まして、自分で仕上げたものと他人が仕上げたものでは扱いから見た目から違ってきます。私達プロショップひらいしやはお客様の大切なダウンをお金をいただいて仕上げているので、責任の重みがまるっきり違います。そういったことを背負って行っているので、最後まで気が抜けません。ダウンの乾燥にしてもしっかり最後まで行わないと乾燥不十分でボリュームが出なかったりします。こういったところは人間の目で手で触りながら判断するしか無いのです。そういった細かい作業の繰り返しがプロショップひらいしやの今を作っております。高級ダウンはじめPRADAのクリーニングはお任せください。
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そしてようやく完成したのがこちらです。水沢ダウンはシームレスがほとんどなので、縫い目がなくとても美しい形状をしております。最近はmonclerもこういったシームレスを出すようになりましたが、元々は水沢ダウンがメインで扱っていのたのがこのシームレスです。こちらのダウンはよく出来たと思います。最後は当社アイロン技術者が仕上げて、そのさらに最後に検品担当のものが最終☑いたします。チェックしてチェックしても細かな部分は見きれない位チェック項目は多岐に渡ります。そしてすべての検品項目をクリアしたものだけがこの状態になり、そして包装に向かうわけです。プロショップひらいしやの特徴の1つに水沢ダウンだけではないのですが、すべての高級ダウンは仕上げてから一日寝かしてから包装するということがあります。これは中の羽毛に含まれた熱気や蒸気をいったん外にだして完全に冷めた状態で包装するためです。これをしないと後からカビが生えたりする原因になります。たとえ表面上はカビだでていなくても裏地にカビがはえ、悪臭を発したりします。こういった最後までのこだわりがひらいしや流の仕上げになります。
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