2025/07/28

ブランド別実例ノースフェイス 専用クリーニング

ノースフェイス

今回ご紹介するダウンクリーニングの実績はTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンです。鮮やかな青に、アクセントで加えられた黄色と赤が目を惹きますね。弊社でお預かりするTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンは、そのほとんどがバルトロ(Baltro Light Jacket)やヌプシ(Nuptse Jacket)といった定番モデルとなっています。また、色味についてもブラックやグリーンカーキ、ネイビーといったコーディネートによく馴染む、落ち着いたカラーのダウンがほとんどです。そのため、今回お預かりしたような鮮やかなブルーのダウンは比較的珍しい印象です。原色でパキッした色味のダウンは、遊び心があって魅力的です。こういったデザイン性あふれるTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンは、もちろん性能も優れています。雪や雨などをシャットアウトし、ウェア内にこもる熱気を排出して最適な湿度を保ちます。アウトドア用品に必須である透湿性や防水性などの機能も十分に備えています。そして、中に詰められた軽くて暖かいダウン&フェザーは環境に配慮した上で採取されたRDSグースダウン(Responsible Down Standard)を使用。保温力の高いダウンを使用することで軽量ながらもしっかりと暖かい仕上がりが実現しています。THE NORTH FACE(ザノースフェイス)といえば、ふっくらとしたボリューム感が一番の特徴といえます。ダウンは非常にデリケートな製品で、家庭での洗濯は難しいです。一般のお洋服と同じように自宅で洗ってしまうと、ボリュームが大きく減少してしまうことがあります。PROSHOP HIRAISHIYAは専門的な知識を持ったクリーニング店です。moncler(モンクレール)などの高級ブランドダウンのクリーニング実績が豊富にございます。様々なブランドのダウンのクリーニングをおこなっているため安心してご依頼ください。今回ご依頼いただきましたTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンは、クリーニングのみのご注文でございました。弊社のクリーニング作業工程やクリーニング前後の状態の紹介も踏まえながら、解説していきます。THE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンのクリーニングを検討されている方の参考になれば幸いです。

クリーニング実例概要

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では、早速弊社でお預かりしたTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンを見ていきましょう。一般的なダウンジャケットでは黒やネイビーなどのダークトーンが多い中、より一層華やかで視線を集めるこちらのダウン。到着時点で表面には目立ったよごれはあまりないように見受けられます。しかし検品に際し、隅々まで見ていくと袖口の内側の方であったり、襟周りは白っぽく汚れてしまっていました。ダウンクリーニングをご注文いただく時点で、お客様が気になる汚れやシミなどがあった場合(しみ抜きを希望される場合)は、備考欄に一言記載いただけると前処理(予洗い)や染み抜きの際によごれへのアプローチがしやすくなりますのでぜひともご活用くださいませ。クリーニングご依頼前に相談頂くことも可能です。その際には「無料カウンセリングフォーム」にて該当箇所のお写真とご質問をお送りください。さて今回のTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウン場合、汚れの付着箇所を見る限り汗や皮脂よごれだろうということが推測できます。それぞれのよごれに応じた性能を持つ溶剤を使い、丁寧に前処理(標準加工)をおこなっていきます。
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こちらのお写真は、お客さまからダウンが到着したのちにおこなっている「検品」の際に撮影したものです。到着したダウンは、汚れや損傷がないか確認をし、1着1着撮影をおこなっています。現在ご覧いただいているお写真は袖口の内側を撮影したものです。ダウンジャケットのよごれは表面だけでなく、こういった衣類の内側にも付着します。ダウンの多くは裏地が黒色です。そのため汗ジミや皮脂よごれが目立ちます。よごれて間もないうちは、あまり目立たないのですが、時間の経過やよごれの蓄積によって徐々にこの写真のように白っぽくなってきてしまうのです。これらは見た目に影響してくることに加え、においやカビなどのトラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。この部分のにおいやよごれを根本から綺麗にしたいといった時にはやはりウェットクリーニング(水洗い)が大変有効です。一般的なクリーニング店の多くがドライクリーニングを採用していますが、このクリーニング方法は汗よごれに対しての効果はあまり見込めません。PROSHOP HIRAISHIYAでは、お客様のダウンをより綺麗に仕上げる方法としてウェットクリーニングをおこなっております。
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ウェットクリーニングが完了したダウンの全体をうつした写真です。今回お預かりしたTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンは、元々大きく目立ったよごれは見受けられませんでした。しかし、これは「目に見える範囲では」という点に注意が必要です。わずかなホコリやよごれは確実にダウンに付着しています。自動車から排出される排気ガスであったり空気中に舞っている粉塵などもよごれの一つです。蓄積すると、くすみというような形で我々もうっすら認識することが出来るようになります。また、これらのよごれはダウンの表地を通り抜けて中に充填されたダウン(羽毛)にも付着します。クリーニングでこれらのよごれを取り除くことで、全体の色がはっきりとして見えるようになります。さらに十分な時間をかけて乾燥させることにより、ボリューム感が出るようになります。THE NORTH FACE(ザノースフェイス)のダウンは圧倒的なボリューム感が売りです。乾燥が不十分だと羽毛が十分に広がらず、最大の特徴を殺してしまうことになります。弊社では一般的なクリーニング店より低温で、長い時間をかけて乾燥をおこなっております。
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こちらがザノースフェイスのクリーニング工程を全て終えたダウンジャケットになります。お仕上がりはいかがでしょうか?袖口の白いよごれが落ちたことによってクリーニング前よりも大変明るい印象になったかと思います。本体部分と袖口のお色味のコントラストがはっきりして、デザインの良さがさらに際立つ様になりましたね。袖口はものに触れる機会が多く汚れが付着しやすいです。手首など、皮膚が直接生地に触れるため、皮脂や汗などもたくさん付着します。こういったよごれは、酸化(空気中の酸素と反応して化学変化を起こし、変質)することによって衣類が黄ばんだり汚れたりする原因となります。手元は頻繁に自分の視界に入る為、どうしても汚れが気になってしまいます。そのような時はあらかじめ何かあったときのためにもメンテナンスが出来る専門店を見つけておくと良いでしょう。ダウンジャケットのメンテナンスに困った時には、ウェットクリーニングを取り扱うプロにお任せいただくのが安心です。PROSHOP HIRAISHIYAでは、moncler(モンクレール)ダウンのクリーニングでも市場満足度1位を獲得しておりますので安心してお問い合わせください。
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