2021/08/02

ブランド別実例ノースフェイス 専用クリーニング

ノースフェイス

こちらはザ・ノース・フェイスブランドです。ザ・ノース・フェイスといえば今やバルトロといったところですが、必ずしもザ・ノース・フェイスはバルトロだけでは有りません。こういったLINEも数多く出ております。もともとはバルトロはそんなに昔からあるものでは有りませんでした。昔はこういったタイプが主流で、最近になってバルトロが出てきたといった感じでしょうか。そのため、こちらはでバルトロではないノースフェイスをのせてありますが、バルトロに興味がある方でもバルトロクリーニング、ノースフェイスクリーニングそれぞれほぼ同じクリーニング内容ですので、参考にしていただければと思います。こちらは裏地に紫のノースフェイスブランドロゴが使われております。このタイプもノースフェイスでは多くあります。その表面の素材によって色を使い分けているのでしょうか。ノースフェイスは昔からあるブランドですね。PROSHOP HIRAISHIYAの代表も約30年前にノースフェイスのダウンを着用していた過去があり、30年前に買って約25年間着用しておりました。約25年間着続けるというのは並大抵の生地の強度で無いとできません。ノースフェイスはこのように強度がしっかりしております。特にバルトロもそうですが、他のノースフェイスLINEも同じようにしっかり作られておりますので、長く愛用できるのがこのブランドの特徴です。そのため、各部の作りはしっかりしております。各部の強度を強くしておりますが、どうしようもない箇所もたまにありますが、全体的に強くなっております。PROSHOP HIRAISHIYAではバルトロクリーニングはじめノースフェイスクリーニングをたくさんしてきておりまして、ダウンに限らず約40年以上前とブランドが日本で流行し始めと共にずっとノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングは行ってきた実績があります。こレだけ行っていると、ノースフェイスクリーニングの特徴やバルトロクリーニングの特徴はだいぶわかってきます。ノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングの特徴がわかってくるということは、何ができて何ができないか、ノースフェイスの生地の特徴やバルトロ生地の特徴もわかってきて、ノースフェイスクリーニングに最適なクリーニング方法、バルトロクリーニングに最適な方法等もわかってきます。失敗も過去にノースフェイスではなくバルトロで有りました。そうした失敗を経て今の技術に磨きがかかっております。失敗は99%ないのですが、極稀に起こるため、二度としないようにPROSHOP HIRAISHIYAの工場内にはそうしたものが飾ってあります。これはいつでも現状に気を配り、大切にノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングを行うために気を引き締める意味で飾ってあります。そのため、ノースフェイスクリーニングはじめバルトロクリーニングはかんたんではありません。ノースフェイスやバルトロ生地には特徴があり、他のダウンを作られているメーカーさんと一線を画しているところがあります。それは長年ノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングをさせていただいきたおかげで、各メーカー毎の特徴を掴まさせていただいているからです。そのノースフェイスやバルトロの特徴といたしまして、ノースフェイスは基本、通常のダウン100%ではなく、中にダウンと一緒にミックスしてレーヨン素材だったり、特殊人工素材を含ませていたりと、他のダウンメーカーさんと少し違った工夫をされております。これはノースフェイスやバルトロを作成している段階で開発の方が試行錯誤してやられていることだと思います。例えばこれらの羽毛以外の素材を使っている意味はダウンのボリュームを羽毛以外の素材を使って、通常の羽毛100%よりボリュームアップさせるためだったり、保温性を高めるためだったりするためにそういった素材を使っております。具体的にいうとノースフェイスのバルトロクリーニングをしていると感じるのですが、その素材には羽毛の他にレーヨンが入っていたり、その他人工素材をなかに含ませております。これは上記の理由で使われていると思います。これはバルトロに限らずノースフェイス全体でも通常の他のメーカーさんが使わないような素材を混合して使っているという工夫がされております。これはノースフェイス社が長年培ってきた経験からこの素材を使えば長持ちするとか、こういった素材を使えばボリュームがアップするようだとかしてきて現在に行き着いていると思われます。それらは私達PROSHOP HIRAISHIYAとはまた違った分野なので、確かなことは言えませんが、同じ職人として分かち合える部分もあります。ノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングに対してもPROSHOP HIRAISHIYAでは常に「どうやったらよりキレイにノースフェイスクリーニングできるか、バルトロクリーニングできるか」等を考えながら工夫しながら行っているために、毎日のそういった工夫がそうさせているんだと思います。そのため、これを実用化して素材を使われているということはとても大変なことだと思います。それでは少し本筋からそれてしまったので、本筋に戻ります。こちらの素材はノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングするとどちらかというとシワができやすい部類になります。これは経験カラのお話になってしまいますが、裏地のダウン部分は特に問題が無いのですが、表面の生地はダウンの縫い目が無いため、意外とシワになりやすいです。こちらのノースフェイスは通常のダウン衣類と逆で、通常は表面がダウンの生地が出ていて、裏がツルッとしているというものですが、こちらはダウンのほうが裏に来ていて、裏地が表にきているといった感じです。表現があっているかわかりづらくてすいません。こういった素材の特徴は表に羽毛が飛び出しにくくなっております。通常は羽毛方面が表なので、そこから羽毛が表面に飛び出して、見た目が劣ってしまうということもありますが、こちらは通常の逆なので、表に出てきづらい仕様になっております。こういった素材は一見、ダウンに見えず、クリーニング屋さんもわかりにくくなっております。しかしプロは中の素材表を見ますので、すぐに見抜けてしまいます。よくあるのが、ダウンのように見えるが、実は中はポリエステル等の人工素材だったというのもよくあるパターンです。そのため油断ができません。特にノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングは其の中でも最も危険な部類に入ります。というのは過去にPROSHOP HIRAISHIYAでノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングをしていたところ、中にそういった羽毛ではなく特殊な素材が使われており、染み抜きを行ったところ、羽毛では反応しないはずの染み抜き液に羽毛以外の繊維が拒否反応を示し、染み抜きをするところから逆にシミになってしまったということがあります。PROSHOP HIRAISHIYAでも初めての経験で戸惑っておりました。はじめからそういった反応をみせるなんて夢にも思わなかったので、こういった場合はとても困ります。このようにいつ何時、ノースフェイスクリーニングやバルトロダウンクリーニングを行っていると想定外のことが起こるので、少しの油断もできないんです。たとえ、中の素材が羽毛で無くても、異常に反応しないはずの染み抜き液を使ってもこのように起こるので、困ってしまうことがまれに起こるんです。それは毎回、染み抜き液を他の箇所に使って試験をしていたら作業がまったく進めまなくなってしまいますので、経験則で行っていくのですが、ときにこういった事が起こるので、クリーニングは本当に慎重にならざる得ません。例えるなら、手術が必ず100%成功するなんて事がいえないように、手術中に想定外のことが起こりえます。まして、手術が無事成功しても後日体調が急変しなんてことが衣類にも起こります。その時はキレイに取れたと思っても、少し経つとシミが出てきたなんてことはよくあります。こういった手術もそうですが、よきせぬことが起こるんです。たかがクリーニングとお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、私達はこれを生活に、これにすべてをかけて行っているので、手術を行っている方と同じくらいの精神状態で慎重になんとかよくしたいと思ってノースフェイスクリーニングやバルトロライトジャケットクリーニングを行っているのです。そのため、このシミが落ちるならクリーニングに出すとか、落ちないならお金を返してなんてかんたんに言ってほしくないと思っております。生意気にすいません。どんなクリーニングだって必ず落ちるなんて行ってみないとわかりません。その素材によって落とせないものもありますし、よきせぬ反応をして逆にひどくなることもありますし、其のときは落ちたとおもっても二三日後に空気と反応してシミが浮き出てきたなんてこともあります。そのため、必ず落ちるなんて言い切れませんし、落ちなかったからとお金を全額お返しすることもありません。というのは、お客様のためにシミを落とそうと相当の時間をかけて行った事実は変わりませんから、そこに費やした分の時間と労力はいただきます。しかし、結果落とせなかった場合は、お客様にも満足いただけなかったということですので、満額は無いにしても料金はその労力により減額はさせて頂いております。今世の中のクリーニング店で、しみ抜きして落ちなかったらお金はいただきませんと歌っているところがありますが、これは私達にしてみれば、それをやってもらっても構いませんが、それが業界の当たり前になると、落ちないなら全額お返しするというルールを作られたら怖くて染み抜きなんて受けれなくなることもあります。せっかく落ちそうなのにクリーニング店が受けてくれなくなったりします。とだいぶ話はそれましたがそれではノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングの話題に入りたいと思います。

クリーニング実例概要

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こちらのノースフェイスは表面がしっかりしたポリエステルタイプのもので、シワなどができにくい素材です。また、水に対しても強度があるため、水を含みにくい素材となっております。そういった意味では防寒性、防水性に優れていると言えますが、ノースフェイスクリーニングやバルトロクリーニングの面では良くなかったりします。それはずばり防水性があるものは水を吸収しにくいため、吸収されるまで濡らしてから時間がかかるからです。本来であれば、水が吸収される時間が早ければ早いほど、汚れ落ちの速度も増しますし、輪染み等になりにくいという性質をもっておりますが、こちらはそうではないため、水の吸収速度が遅いため、水を衣類に吸着させるまでかなりの時間を要します。ということはザ・ノース・フェイスクリーニングやバルトロクリーニングの総クリーニング時間がかかっているということになります。というのはザ・ノース・フェイスクリーニングやバルトロクリーニングにかける方法はそれなりに時間がかかってくるため、洗い方も代えて行わないといけません。
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ザ・ノース・フェイスクリーニングやバルトロクリーニングが終わると乾燥に入ります。ザ・ノース・フェイスクリーニングやバルトロライトジャケットクリーニングの乾燥は羽毛だけでなく様々な生地のものが入っていますので、そういった素材を計算に入れてしっかり行わないといけません。よくありがちなのは、襟の部分や袖の部分のみ乾燥不十分でボリュームダウンしてしまっている場合です。こういった場合は、それらを無くすために中の羽毛やその他の素材をほぐしながら乾燥していかなければなりません。そうして行うことにより温かい空気をまんべんな各パーツに送り込み、中の羽毛をしっかり蘇らせて行くことが重要になります。
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そして最後はアイロンがけです。乾燥が十分に確認とれてからアイロンで全体を手アイロンしていきます。そしてアイロンと乾燥が不十分な部分の確認をしながら行っていくのがこの工程になります。こちらの素材は比較的アイロンがそれほど手間にならなかったですので、アイロンの時間は約10分で終わりました。アイロンは手アイロンと中から蒸してアイロンする方法と二通り行って仕上げの完成になります。この二通りで中からも外側もキレイにするのがPROSHOP HIRAISHIYA流です。ボリュームとシワを両面から伸ばしているので、ボリュームアップに繋がっております。
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完成したのがこちら。シワも無くキレイに出来上がったと思います。ナイロンやポリエステルは比較的アイロンがしやすいというところもありますが、一度シワになると戻りにくいという反面性も持っているので、シワを作らないように気をつけてアイロンかけすることが大切です。こちらは一度シワにならなかったので、良かったです。また、全体的にクリーニング後も風合いも変わらず仕上げることができました。一度クリーニングすると風合いが変化するものは多いです。クリーニングするのですから、買った状態やクリーニングする前とまったく同じというわけには行かない場合もあります。というのは、初めて買ったTシャツをクリーニングした後は風合いは変わりますよね?初めて家で下着を洗った後に風合いが変わりますよね。当然、プロのクリーニングだから変わらないなんてことは有りません。水を使って行うわけですから、何らかの変化は生まれるものです。プロはその変化がわからないくらいもしくはクリーニング前よりよく仕上げようとします。しかし、中にはそうならないものもあるのは事実です。そうやって変化を恐れていると帰って逆にシワが伸びずに、汚れがそのままに上がる可能性が高くなります。それだけ汚れていれば、生地に負荷をかけないと行えませんし、難しいのです。そのへんはクリーニング屋さんに任せてお願いします。
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