2024/08/21

ブランド別実例ノースフェイス 専用クリーニング

ノースフェイス

こちらはモンクレールクリーニングに続いてご依頼の多いTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)のダウンジャケットになります。今回のご依頼はウェットクリーニングがご希望でPROSHOP HIRAISHIYAへご相談がございました。しかし、今回ご紹介するのは普通のTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)ではございません。イタリアの高級ブランドであるGUCCI(グッチ)とのコラボレーションしたお品物となります。GUCCI(グッチ)は、高級皮革製品の会社として創業し、現在まで一貫して高級皮革製品にこだわりを持ちつつ、日常的に使えるアイテムも多数発表しています。一方、THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)はアウトドア用品をはじめとした、山岳地帯でも着用できる機能性の高いダウンジャケットを販売しています。どちらもハイクオリティーで定評のあるブランド同士ですので、ご注文をいただいてから弊社へ到着するまでの間、ラグジュアリーブランドとアウトドアのブランドがどのように合わさったのか弊社でも楽しみにしておりました。ノースフェイスのダウンはとても人気で手に入りにくいお品物もございます。購入は公式サイトでも抽選になってしまうほどの人気です。ここ数年はベージュ色などのニュートラルなカラーが人気のように感じました。女性の方にもベージュが人気のため、さらに品薄な印象ですね。もともとは極地探検用として開発されたため保温性には定評がありますし、タウンユースしやすいカジュアルなデザインは若い世代にも人気のブランドですね。一般的なノースフェイスのダウンはブランドオリジナルの素材である「光電子ダウン」を使用していることがひとつの特徴でしょう。遠赤外線効果がある特殊なセラミックと羽毛をブレンドしており、軽量で保温性が高くボリュームが出るため外気も通しにくくなっています。ボリュームの多さはこの辺の素材がかなり関係していると言えます。弊社ではモンクレールダウンのウェットクリーニングに始まり、様々なブランドのウェットクリーニングを承っております。ブランドごとの素材の特徴やクリーニング方法を熟知した職人が手作業ですべて仕上げております。こちらのダウンジャケットはボリュームがあるためウェットクリーニング自体が高度な作業となりますが長年の技術でウェットクリーニングが可能となっております。

クリーニング実例概要

1
こちらのダウンジャケットがTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)とGUCCI(グッチ)がコラボレーションしたお品物になります。こちらベースの形はノースフェイスのヌプシジャケットのような、マウンテンダウンジャケットに似たようなデザインですが、グッチのGG総柄が一気に華やかな印象にしてくれるそんなダウンジャケットです。一般的なノースフェイスのダウンには独自開発された「光電子ダウン」を使用していることも有名ですが、こちらのグッチとコラボレーションしたお品物は高品質なダウンを90%、フェザー10%詰められています。このダウンの比率は黄金比とも言われていて高級ダウンの老舗ブランドであるモンクレールのダウンウェアはすべてこの比率となっております。ノースフェイスのダウンでは人工素材を混ぜ合わせることが当たり前となっていますが、グッチとのコラボレーション品ということですべて天然のダウンが使用されているのでしょう。他にもノースフェイスは表地がナイロン製のものが多くありますが、こちらのGG総柄部分が綿70%、ポリエステル30%となっております。そのため、大変高級感のある質感に仕上がっております。
2
グッチ(Gucci)は、1921年にイタリアのフィレンツェで創業された高級ファッションブランドです。お預かりしたダウンジャケットにもデザインされている、グッチのロゴは通称「GGマーク」と呼ばれています。アルファベットのGが向かい合って重なったようなマークに見覚えがある方も多いでしょう。ロゴの由来は、グッチの創設者の息子である「アルド・グッチ」が父のイニシャルであるG(本名はグッチオ・グッチ)から取ったそうです。有名高級ブランドはグッチの他にも多数ありますが、イニシャルからブランドロゴを作ったのはグッチが初めてと言われています。ロゴを作った目的は、ブランドの認知拡大と品質保証のためです。以降、他のブランドにも同じ手法が使われるようになり、今ではロゴを見ればどこのブランドかが一目瞭然でわかるようになっています。GGマークにも年代によって様々な形がありまずが、こちらはインターロッキングといわれ、グッチの創業者であるグッチオ・グッチのイニシャルである「G・G」をかみ合わせたデザインです。このインターロッキングとは「かみ合わせる」という意味で、数多くのアイテムにこのGGマークが施されています。
3
一方でTHE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)の創立は1968年で、カリフォルニア州にあるバークレーで、ブランドの歴史が始まりました。創業してからまもなく、原始的な自然生活を行うヒッピーが流行し、この流行とともにノースフェイスの知名度も広がっていきます。 ノースフェイスが一番初めに製造した商品は、スリーピングバッグ(寝袋のようなもの)です。その軽量さとコンパクトさは、大変優れており、現在でもノースフェイスの代表的な製品といえます。 アウトドア業界で、ノースフェイスが初めて最低温度規格の表示を製品に記しました。このことがきっかけで、消費者たちからの大きな信頼性を生み出しました。ノースフェイスは機能性やデザイン性などは、幅広いジャンルの業界に支持され、これまで多くのコラボレーション商品が登場し、話題を集めてきました。特に数が多いものだとスケーターブランドで知られるSupreme(シュプリーム)です。2007年からスタートした両社のコラボレーションはアパレル商品が主で、これまで数多くの人気商品を発売しています。 ノースフェイスの中でも人気の高いシェラパーカーに、色彩豊かなデザインが施されたアイテムが人気です。
4
今回は特に目立つよごれはなかったものの、高機能性ダウンによく起こる汗じみが若干出来ておりました。この汗じみですが、最初は軽度なものでも時間が経つほどに黄ばみが起き、繊維の奥まで定着してしまうので付き始めに対処するのがおすすめです。モンクレールダウンのご依頼を数多くいただく、PROSHOP HIRAISHIYAでは”ウェットクリーニング”が好評を頂いております。ウェットクリーニングというものは簡単にいうとダウンを丸ごと水洗いすると考えて頂いて良いかと思います。では、他のクリーニング方法は水洗いではないのかと疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。クリーニング店には主に”ドライクリーニング”と”ウェットクリーニング”というものがございます。ドライクリーニングはほとんどのクリーニング店で採用される方法でシルクを洗うときにも使える石油系洗剤を使用して洗い上げます。洗い上がりはソフトで悪く言えばよごれ落ちに満足しない場合も。ウェットクリーニングはダウンの芯まで水洗いができ芯まで清潔に洗いあげることが可能です。よごれやニオイが気になるというときはウェットクリーニングが出来るクリーニング店を探してみてくださいね。
ダウンのご注文 無料カウンセリング