2020/04/22
ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング
カナダグース ダウンジャケット
こちらはカナダグースのジャスパーという日本人用に作られた種類のダウンコートです。こちらはカナダグースの中でも大人気のものです。PROSHOP HIRAISHIYAでもこのカナダグースのジャスパーやシャトーなど数多くのものを受けております。これらはファーが取り外しできるようになっており、クリーニング屋さんにとってはとても助かる仕様になっております。これがたとえば、カナダグースに多い毛皮ファーが外せないものになると、とても大変なカナダグースクリーニングになり、料金も上がってきます。カナダグースクリーニングで最も多く、そして大変な作業になるのは本体もそうなのですが、実は毛皮ファーだったりするんですね。こちらはたまたまついていないですが、カナダグースクリーニングをしているとほぼ九割が毛皮ファーが付いてきます。これがついているとカナダグースクリーニングが二倍大変になります。当社も以前は毛皮ファーをお安く受けていたときもありましたが、とても大変なさぎょうのため、値上げせざる得なくなりました。それではこちらはついていないバージョンのカナダグースなので、そのお話を詳しく書いていきましょう。こちらは全体的にあまりよごれていないカナダグースでした。そうはいっても汚れは必ずといっていいほどどこかについていますので、処理をしないわけにはいきません。特にこのカナダグースクリーニングは黒なので、汚れがめだたない色になっており、たとえ見えなくても汚れはついていますので、そことの戦いになってきます。そのため、見えない汚れとどう向き合うかというのがこのカナダグースクリーニングのポイントになってきます。まして、カナダグースは黒が7割でその他もネイビーなどの濃い色が多いので、ほぼ汚れが見えにくい仕様になっていることが多いですね。それではこういったことを踏まえながらいきます。こちらのカナダグースクリーニングは全体的に汚れがめだっていませんが、まずは襟と袖を重点的に落としていき、カナダグースクリーニングのウェットクリーニングを行う方法で決めました。クリーニング方法も一点ずつ、どう洗うかを当社のクリーニング師がきめてから行います。汚れやカナダグースの状態、カナダグースの生地によってすべて変えています。これが機械ではできない人間ならではの技術になっていきます。こちらの素材はポリエステルが生地の半分以上をしめているので、生地的に強い部類に入ります。本来であれば、カナダグースメーカー指定であるドライクリーニングで行うのが一般的なのでうですが、当社ではそう行いません。通常はカナダグースメーカー指定のカナダグースクリーニングをドライクリーニングするのが一般的で安全でいいのです。それをなぜ行わないか?それはなぜだと思いますか!その原因は汚れの落ち具合とカナダグースの中に入っている羽毛の状態に関係してきます。正直言えば、PROSHOP HIRAISHIYAもカナダグースクリーニングをドライクリーニングしたいところです。まして、カナダグースクリーニングをドライクリーニングしたほうが楽なんです。ではなぜそこまでして行うかというのはまず、汚れ落ちの観点からいいますと、カナダグースクリーニングをドライクリーニングしても汚れがほとんど落ちないということです。具体的にいうと、カナダグースクリーニングのドライクリーニングは汚れ落ちが3だとするとカナダグースクリーニングのウェットクリーニングは汚れ落ちが12くらいです。約10倍の汚れ落ちの力があります。これは大きな差ですよね。カナダグースクリーニングのドライクリーニングは汗や血液、その他脂質がほぼ取れません。みなさんが通常近場のクリーニング店へカナダグースクリーニングを出す場合はこの洗い方をしています。これでいいという場合は何も問題がありませんが、長い目でみると生地にはかなり負荷がかかってきます。それは汗や脂質が蓄積されて変色や嫌な匂いを放ってくるんです。これはよくないと思いませんか?しかも日に日にそれが増してくるんです。汚れが落ちないで放置されると、汗や汚れが空気中の酸素と結びついて酸化という状態になってきます。こうなってしまうと、次のシーズンにカナダグースクリーニングを出そうとするころにはこの酸化の状態により、汚れが落ちなくなってしまいます。また、変色してしまい、せんしょくしないと直せなくなります。この可能性が日毎に増していくのがこの汚れが落ちないで放置する事になっています。これではまずいと思いませんか?まして、匂いも汗が中の羽毛や表面の生地に残っていて嫌な匂いを発したり、ダウンのボリュームが無くなってきます。これも中にはいっている羽毛に汚れがついて重くなっていき、ボリュームをなくすという仕組みになっています。こうなってからでは遅いのです。それが、カナダグースクリーニングをウェットクリーニングするとこれらをすべて解消してくれるんです。そのため、PROSHOP HIRAISHIYAではあえて大変なカナダグースクリーニングをウェットクリーニングする方法をとっています。正直いってしまうとメーカーさんも販売するまでは面倒見ますが、一度買ってしまったあとの面倒はなかなか見てくれないのが現状です。そのため、洗濯表示も一番安全なカナダグースクリーニングをドライクリーニングして一年位は安全に着てもらうところまでは考えてつけています。はっきり言って、長い目での視点で考えていませんので、そういったドライクリーニングをつけています。※こちらはPROSHOP HIRAISHIYAの見解ですので、メーカーさんの主張はちがうこともあります。しかし当社はそう思っていますというかそうだと思います。PROSHOP HIRAISHIYAではカナダグースクリーニングをウェットクリーニングすることによりボリュームを戻すことはもちろん、汚れ落ち、変色防止、しみ抜き等すべてにおいて最高の技術でお客様に長いことをご利用いただきたいというこだわりをもって行っています。そのため、この大変なカナダグースクリーニングをウェットクリーニングしているという選択肢をとっています。日本でもカナダグースクリーニングをウェットクリーニングを通常の洗い方にしているところは稀だと思います。近場の安いクリーニングへ出したらほぼ98%以上はこのカナダグースクリーニングをドライクリーニングすると思っていいです。そのくらいカナダグースクリーニングのウェットクリーニングはむずかしいものです。洗い方も難しいのはもちろん、乾燥も仕上げもカナダグースクリーニングに長けているお店でないとカナダグースクリーニングをウェットクリーニングをすることが難しいです。特に乾燥もドライクリーニングに比べてカナダグースクリーニングをウェットクリーニングする方法は約三倍時間がかかります。これだけとっても大変なのがわかると思います。アイロンもプロのクリーニング技術者がかけないときれいにできません。これはカナダグースクリーニングをドライクリーニングするとほとんど型崩れをしませんので、アイロンがけはほぼいらないで仕上げれるのですが、これがカナダグースクリーニングをウェットクリーニングしているとアイロンが必要になってきます。これくらい時間と手間がかかってきます。そのため、料金も時間も納期も相当かかってきます。その上で当店のお値段をみていただきたいと思っています。よくご検討ください。それでは工程を見ていきましょう。