2025/06/04

ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング

カナダグース部分染め

今回、ご紹介するのはカナダグース (CANADA GOOSE)のダウンコートです。弊社ではモンクレールに次いで多くのご依頼をいただいているのがカナダグースのダウンクリーニングです。弊社は高級ブランドダウンを数多く扱ってきた経験と知識がございますので、お客様には安心してカナダグース(CANADA GOOSE)のクリーニングをご依頼いただければと思います。ご依頼をいただいたダウンは「CANADA GOOSE Kensington Parka(カナダグース ケンジントンパーカー)」です。カナダグース(CANADA GOOSE)は世界一暖かいダウンジャケットと自負するダウンメーカーで、カナダでは親から子供へ受け継げるほど丈夫で品質の高いダウンジャケットを作り続けているブランドです。ダウンジャケットを生産する有名ブランドとして世界中に認知されているカナダグース。始まりは1957年にカナダの首都トロント。創業当初はレインコートや、スノーモービル向けのウェアを作っていた会社でした。しかしのちに衣服に大量のダウンを充填出来る機械を発明し、1957年から2000年になるまで南極でも耐えられるダウンジャケットを開発をしてきました。当初は「カナダグース(CANADA GOOSE)」ではなく「スノーグース(SNOW GOOSE)」と名付けられる予定だったそうですが、進出先のヨーロッパでは既にスノーグースが名称登録されていたことからカナダグースに決まったと言われています。創立者の孫の代にはダウンの制作に際し、「Made in カナダ」にとことんこだわることを掲げました。アパレルの製造を主に中国などのアジアに委託することが当たり前になっていた昨今では画期的なアイディアと言えるでしょう。カナダグースの縫製技術は、カナダ国内のトロント、モントリオール、ウィニペグを含む7か所に縫製学校を開設しています。専門的なプログラムで訓練した後は、カナダグースで雇用されるチャンスが与えられカナダ人や移民の方への雇用を確保しています。そんな、ダウンウェアを作る事にプロフェッショナルなブランドということは理解していただけたかと思います。さて、ここからは今回お預かりした「CANADA GOOSE Kensington Parka(カナダグース ケンジントンパーカー)」のご依頼内容についてご紹介していきます。

クリーニング実例概要

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お預かりした「Kensington Parka(ケンジントンパーカー)がこちらです。今回はカナダグースクリーニングと合わせて、白化部分の染色もご依頼をいただきました。こちらのカナダグースのダウンコートは全面的にやや着用感が確認出来る状態で袖など摩擦が強く生じる部分には白化現象が強く見られました。また、カビのようなものも確認できました。カビなどの水溶性の汚れにはウェットクリーニングが非常に効果的です。ウェットクリーニングは弊社の得意とするクリーニング方法で、洗浄力が高いのが特徴です。汗よごれにも非常に効果的で、蓄積した汗よごれもしっかりリフレッシュしてくれます。お客様の中には寒くなってくるとクローゼットに保管していたダウンウェアを使用する前のタイミングでクリーニングに出す方もいらっしゃると思いますが、黄ばみやシミを付けないようにするためには実はシーズン終わりにクリーニングに出していただくのがベストなタイミングです。よごれが蓄積した状態で放っておいてしまうことはダウンにとってリスクが大きいです。同様の理由で、カビ対策のためにもシーズン終わりの速やかなクリーニングをおすすめしております。 こちらがカナダグース右ポケットのお写真です。生地の端が全体的に白くなっていることがわかります。この白くなっていく現象を”白化”と呼びます。カナダグースダウンに多い白化の症状ですが、白化は、生地の染色方法が主な原因です。 カナダグースダウンは、そもそも白い生地で作られています。 生地の表面から色を加工(塗布)しているため、使っていくうちに色が落ち、本来の白い色が出てしまうことがあります。この白化は、クリーニングが原因では起こることはありません。着用時による生地への擦れや負担が原因で擦れていた部分がクリーニングすることによって綺麗になることにより白化が目立ちやすくなることがございます。PROSHOP HIRAISHIYAでは、気になる白化の症状がある場合にはオプションの”部分染め”をおすすめしております。素材によって生地に色を入れることが出来ないケースもございますが、カナダグースのダウンに使用されている生地である「アークティックテック」は、ポリエステル85%+コットン15%を混紡した生地にテフロン加工を施したもので弊社の経験上、アークティックテックはほとんどが部分染め可能となっております。 こちらは、部分的に色を入れていく作業中のお写真です。部分染めは熟練の職人が手作業で1着1着染め上げていきます。今回、部分染めで色をいれていく”白化”というものは着用時の擦れなどで色が落ちて白くなってしまう症状なのですが、特に袖などの縫い目のあたりや脇の下などが生じやすい傾向にあります。そして、この白化はカナダグースの生地に多く見られる現象でもあります。逆に白化だけでいうとモンクレールのダウンのようなナイロン製の物には白化というものは起こりません。カナダグースのようなポリエステル85%+コットン15%を混紡した生地が白化が起きやすいということは覚えておいても良いかもしれません。高級ダウンを購入する際の参考にしていただければ幸いです。部分染めで気を付けなければいけないのは”染料の沈み”です。これは染色したのち、時間が経ってから色味が濃くなってしまうことを指します。ひとつに黒のダウンといっても着用の年数によっても微妙に色が変わってきます。長く着たダウンはどうしても全体的に色あせてしまっています。染色の際は、色が沈むということや全体の色褪せなども計算しながら職人が色を入れていくのです。 こちらが”部分染め”が完了したお写真です。全体に経年劣化による色の退色があったためこれらも考慮して調色する必要がありましたが、綺麗に馴染んでいますね。一度に大量の染料を使って染めてしまうとどうしても塗った部分だけ浮いて見えてしまうことがある為、部分染めは筆の毛が短いもので少しずつ色を入れていきます。PROSHOP HIRAISHIYAでは、部分染めは全て手作業のため時間はかかりますが、その分自然な仕上がりとなりますのでおすすめです。特定の部分のみ集中的に補色を希望される方には、まさにうってつけのオプションとなっております。カナダグースのダウンの染色を受け付けてくれるお店はあまり多くありません。しかし、こういった白化や色褪せに悩まれるお客様は非常に多くいらっしゃいます。そんなお客様のお悩みに寄り添い、力になるべく、日々経験と実績を積み、技術の向上に努めております。今回ご紹介した白化や色褪せなどの現象のほかにも、カナダグースでお困りのごとがある場合やカナダグースのクリーニング経験が豊富なお店をお探しの際にはぜひPROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)へご相談ください。
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お預かりした「Kensington Parka(ケンジントンパーカー)がこちらです。今回はカナダグースクリーニングと合わせて、白化部分の染色もご依頼をいただきました。こちらのカナダグースのダウンコートは全面的にやや着用感が確認出来る状態で袖など摩擦が強く生じる部分には白化現象が強く見られました。また、カビのようなものも確認できました。カビなどの水溶性の汚れにはウェットクリーニングが非常に効果的です。ウェットクリーニングは弊社の得意とするクリーニング方法で、洗浄力が高いのが特徴です。汗よごれにも非常に効果的で、蓄積した汗よごれもしっかりリフレッシュしてくれます。お客様の中には寒くなってくるとクローゼットに保管していたダウンウェアを使用する前のタイミングでクリーニングに出す方もいらっしゃると思いますが、黄ばみやシミを付けないようにするためには実はシーズン終わりにクリーニングに出していただくのがベストなタイミングです。よごれが蓄積した状態で放っておいてしまうことはダウンにとってリスクが大きいです。同様の理由で、カビ対策のためにもシーズン終わりの速やかなクリーニングをおすすめしております。 こちらがカナダグース右ポケットのお写真です。生地の端が全体的に白くなっていることがわかります。この白くなっていく現象を”白化”と呼びます。カナダグースダウンに多い白化の症状ですが、白化は、生地の染色方法が主な原因です。 カナダグースダウンは、そもそも白い生地で作られています。 生地の表面から色を加工(塗布)しているため、使っていくうちに色が落ち、本来の白い色が出てしまうことがあります。この白化は、クリーニングが原因では起こることはありません。着用時による生地への擦れや負担が原因で擦れていた部分がクリーニングすることによって綺麗になることにより白化が目立ちやすくなることがございます。PROSHOP HIRAISHIYAでは、気になる白化の症状がある場合にはオプションの”部分染め”をおすすめしております。素材によって生地に色を入れることが出来ないケースもございますが、カナダグースのダウンに使用されている生地である「アークティックテック」は、ポリエステル85%+コットン15%を混紡した生地にテフロン加工を施したもので弊社の経験上、アークティックテックはほとんどが部分染め可能となっております。 こちらは、部分的に色を入れていく作業中のお写真です。部分染めは熟練の職人が手作業で1着1着染め上げていきます。今回、部分染めで色をいれていく”白化”というものは着用時の擦れなどで色が落ちて白くなってしまう症状なのですが、特に袖などの縫い目のあたりや脇の下などが生じやすい傾向にあります。そして、この白化はカナダグースの生地に多く見られる現象でもあります。逆に白化だけでいうとモンクレールのダウンのようなナイロン製の物には白化というものは起こりません。カナダグースのようなポリエステル85%+コットン15%を混紡した生地が白化が起きやすいということは覚えておいても良いかもしれません。高級ダウンを購入する際の参考にしていただければ幸いです。部分染めで気を付けなければいけないのは”染料の沈み”です。これは染色したのち、時間が経ってから色味が濃くなってしまうことを指します。ひとつに黒のダウンといっても着用の年数によっても微妙に色が変わってきます。長く着たダウンはどうしても全体的に色あせてしまっています。染色の際は、色が沈むということや全体の色褪せなども計算しながら職人が色を入れていくのです。 こちらが”部分染め”が完了したお写真です。全体に経年劣化による色の退色があったためこれらも考慮して調色する必要がありましたが、綺麗に馴染んでいますね。一度に大量の染料を使って染めてしまうとどうしても塗った部分だけ浮いて見えてしまうことがある為、部分染めは筆の毛が短いもので少しずつ色を入れていきます。PROSHOP HIRAISHIYAでは、部分染めは全て手作業のため時間はかかりますが、その分自然な仕上がりとなりますのでおすすめです。特定の部分のみ集中的に補色を希望される方には、まさにうってつけのオプションとなっております。カナダグースのダウンの染色を受け付けてくれるお店はあまり多くありません。しかし、こういった白化や色褪せに悩まれるお客様は非常に多くいらっしゃいます。そんなお客様のお悩みに寄り添い、力になるべく、日々経験と実績を積み、技術の向上に努めております。今回ご紹介した白化や色褪せなどの現象のほかにも、カナダグースでお困りのごとがある場合やカナダグースのクリーニング経験が豊富なお店をお探しの際にはぜひPROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)へご相談ください。
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お預かりした「Kensington Parka(ケンジントンパーカー)がこちらです。今回はカナダグースクリーニングと合わせて、白化部分の染色もご依頼をいただきました。こちらのカナダグースのダウンコートは全面的にやや着用感が確認出来る状態で袖など摩擦が強く生じる部分には白化現象が強く見られました。また、カビのようなものも確認できました。カビなどの水溶性の汚れにはウェットクリーニングが非常に効果的です。ウェットクリーニングは弊社の得意とするクリーニング方法で、洗浄力が高いのが特徴です。汗よごれにも非常に効果的で、蓄積した汗よごれもしっかりリフレッシュしてくれます。お客様の中には寒くなってくるとクローゼットに保管していたダウンウェアを使用する前のタイミングでクリーニングに出す方もいらっしゃると思いますが、黄ばみやシミを付けないようにするためには実はシーズン終わりにクリーニングに出していただくのがベストなタイミングです。よごれが蓄積した状態で放っておいてしまうことはダウンにとってリスクが大きいです。同様の理由で、カビ対策のためにもシーズン終わりの速やかなクリーニングをおすすめしております。 こちらがカナダグース右ポケットのお写真です。生地の端が全体的に白くなっていることがわかります。この白くなっていく現象を”白化”と呼びます。カナダグースダウンに多い白化の症状ですが、白化は、生地の染色方法が主な原因です。 カナダグースダウンは、そもそも白い生地で作られています。 生地の表面から色を加工(塗布)しているため、使っていくうちに色が落ち、本来の白い色が出てしまうことがあります。この白化は、クリーニングが原因では起こることはありません。着用時による生地への擦れや負担が原因で擦れていた部分がクリーニングすることによって綺麗になることにより白化が目立ちやすくなることがございます。PROSHOP HIRAISHIYAでは、気になる白化の症状がある場合にはオプションの”部分染め”をおすすめしております。素材によって生地に色を入れることが出来ないケースもございますが、カナダグースのダウンに使用されている生地である「アークティックテック」は、ポリエステル85%+コットン15%を混紡した生地にテフロン加工を施したもので弊社の経験上、アークティックテックはほとんどが部分染め可能となっております。 こちらは、部分的に色を入れていく作業中のお写真です。部分染めは熟練の職人が手作業で1着1着染め上げていきます。今回、部分染めで色をいれていく”白化”というものは着用時の擦れなどで色が落ちて白くなってしまう症状なのですが、特に袖などの縫い目のあたりや脇の下などが生じやすい傾向にあります。そして、この白化はカナダグースの生地に多く見られる現象でもあります。逆に白化だけでいうとモンクレールのダウンのようなナイロン製の物には白化というものは起こりません。カナダグースのようなポリエステル85%+コットン15%を混紡した生地が白化が起きやすいということは覚えておいても良いかもしれません。高級ダウンを購入する際の参考にしていただければ幸いです。部分染めで気を付けなければいけないのは”染料の沈み”です。これは染色したのち、時間が経ってから色味が濃くなってしまうことを指します。ひとつに黒のダウンといっても着用の年数によっても微妙に色が変わってきます。長く着たダウンはどうしても全体的に色あせてしまっています。染色の際は、色が沈むということや全体の色褪せなども計算しながら職人が色を入れていくのです。 こちらが”部分染め”が完了したお写真です。全体に経年劣化による色の退色があったためこれらも考慮して調色する必要がありましたが、綺麗に馴染んでいますね。一度に大量の染料を使って染めてしまうとどうしても塗った部分だけ浮いて見えてしまうことがある為、部分染めは筆の毛が短いもので少しずつ色を入れていきます。PROSHOP HIRAISHIYAでは、部分染めは全て手作業のため時間はかかりますが、その分自然な仕上がりとなりますのでおすすめです。特定の部分のみ集中的に補色を希望される方には、まさにうってつけのオプションとなっております。カナダグースのダウンの染色を受け付けてくれるお店はあまり多くありません。しかし、こういった白化や色褪せに悩まれるお客様は非常に多くいらっしゃいます。そんなお客様のお悩みに寄り添い、力になるべく、日々経験と実績を積み、技術の向上に努めております。今回ご紹介した白化や色褪せなどの現象のほかにも、カナダグースでお困りのごとがある場合やカナダグースのクリーニング経験が豊富なお店をお探しの際にはぜひPROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)へご相談ください。
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こちらは2枚目にお見せしたシミのクリーニング後の状態です。今回のご注文はクリーニングのみということでしたが、綺麗にシミも落ちています。シミの状態や種類などにもよりますが、軽度のよごれであれば今回のようにクリーニングで落とせることもあります。寄って見ても、ほとんどわからないほどの状態になりました。PROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)では比較的よごれ落ちのよいウェットクリーニングを採用していることによって、汗ジミなども綺麗に落とすことが出来ます。PROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)ではスタンダードコースでのクリーニングに加え、PREMIUMコースや特殊シミ抜きといった集中的にメンテナンスできるコースやオプションを多数ご用意しております。ダウンの状態に合わせ、お客様自身でオプションを自由にカスタマイズできる点が大きな特徴です。着用期間の短いダウンのシーズンオフは、長期的な作業も安心して申し込めるタイミングです。今回ご紹介したクリーニングのほか、修理やシミ抜きなどもぜひご検討くださいませ。お電話やWebからのお問い合わせもお待ちしております。
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