2024/01/24

ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング

カナダグース

今回PROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)でご紹介するのはカナダグース (CANADA GOOSE)のダウンベストです。弊社で一番多くご依頼を頂いているモンクレールダウンクリーニングですが、そのモンクレールダウンクリーニングに続いて多いのがカナダグースのダウンクリーニングとなっております。カナダグースのクリーニングについても数多く扱ってきた経験と知識がございますので、お客様には安心してPROSHOP HIRAISHIYAへカナダグース(CANADA GOOSE)のクリーニングをご依頼いただければと思います。カナダグースは世界一暖かいダウンジャケットと自負するダウンメーカーで、カナダでは親から子供へ受け継げるほど丈夫で品質の高いダウンジャケットを作り続けているブランドです。今でこそダウンジャケットの有名ブランドとして名前が知られているカナダグースですが、始まりは1957年にカナダの首都トロントで創業しました。元々はレインコートや、スノーモービル向けのウェアを作っていた会社でしたが衣服に大量のダウンを重鎮出来る機械を発明し、1957年から2000年になるまで南極でも耐えられるダウンジャケットを開発をしました。その後はダウンウェアを提供したカナダ人が初のエベレスト登頂を達成したことが後押しとなり、カナダグースの名前を世に知らしめました。当初は「カナダグース(CANADA GOOSE)」ではなく「スノーグース(SNOW GOOSE)」と名付けられる予定だったそうですが、進出先のヨーロッパでは既にスノーグースが名称登録されていたためカナダグースに決まったそうですよ。カナダグースはトップの代が変わるたびに新しいことに挑戦し続け進化していった会社です。創立者の孫の代にもなると「Made in カナダ」にこだわり、様々な団体や人物とパートナー契約を結び、映画の公式ジャケットとして登場したのもこの頃です。カナダグースの縫製技術は、職人を育てるところから始まり、カナダ国内の7か所に縫製学校を開設しています。その他にもポーラーベアインターナショナル協力してホッキョクグマの支援活動を行ったり、北極に住むイヌイット族へ生地を無償で提供するなど衣服を作るだけでは終わらないところが、世界で愛されるブランドのカナダグースです。では、お預かりしたカナダグースのご依頼内容をご紹介していきます。

クリーニング実例概要

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今回お預かりしたカナダグースのダウンベストがこちらです。カナダグースクリーニングと合わせて、白化の部分染め修理を行うブランドオプション”カナダグース専用”もご依頼を頂きました。こちらのカナダグースのダウンベストは全面的に”カビ”が付着している状態でカビのにおいも強くございました。このままではせっかくのカナダグースのダウンベストでも着用することはできませんね。カビなどの汚れにもウェットクリーニングが効果的でおすすめです。弊社の得意とするウェットクリーニング(水洗い)には洗浄力が高く黄ばみにくくなる。型崩れや色落ちが少ない。といったメリットがあります。多くのお客様は寒くなってくるとクローゼットに保管していたダウンウェアを使用する前にクリーニングに出す方も多くいらっしゃると思いますが、黄ばみやシミを付けないようにするためには実はシーズン終わりにダウンクリーニングに出して頂くのがベストなタイミングです。カビも同じでクローゼットの中で汚れの酸化が進んでしまいダウンをクリーニングに出そうと思った時にはシミやカビになり手遅れになってしまう可能性もあるためです。しまい込む前にはクリーニングをおすすめしております。
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こちらが今回ご依頼のあったカナダグースダウンベストの上半身のお写真です。生地が全体的に白くなっていることがわかります。この白くなっている部分は実は”カビ”によるものです。カナダグースダウンに限らず、モンクレールのダウンにも多いカビの症状ですが保管状況によってはクリーニング後の綺麗な状態でもカビが生えてしまうことがございます。というのも、カビの生える原因としては保管する場所の通気性が良くなかったり、湿度が高いなど保管する場所には気を付けなければなりません。カビは肌に触れてしまうと皮膚炎やかゆみの症状が出る場合もあるため注意が必要です。今回お預かりしたカナダグースのダウンベストはどういった経緯でカビが生えてしまったかはわかりませんが、カビが生えてしまった状態では気持ちよく着用することはできませんよね。カビの症状が軽い場合には応急処置として消毒用アルコールでふき取るといったことも効果的です。しかし、カビは根を生やす特徴があるため根本的な解決にはなりません。素材によっては生地の色が落ちたり傷めてしまう可能性もございますので、ご心配な場合にはクリーニング店などプロにお任せすることをお勧めいたします。
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クリーニングの他に「カナダグース専用(白化修理)」をオプションとしてご依頼いただきました。カナダグースダウンベストを見るとカビが原因ではない白化の症状も見られました。この”白化”というものは着用時の擦れなどで色が落ちて白くなってしまう症状なのですが、特に縫い目のあたりや脇の下などができやすい傾向にあります。そして、この白化はカナダグースの生地に多く見られる現象でもあります。逆に白化だけでいうとモンクレールのダウンはナイロン製のため白化というものは起こりません。このようにカナダグースの場合やモンクレールダウンの場合などブランドの特徴ごとに修理できる内容が変わってまいります。そのため、まずは弊社の無料カウンセリングへご相談を頂くとよりスムーズにお答えできるかと思います。今回は「カナダグース専用(白化修理)」をご依頼いただきましたので、弊社の染め専門のスタッフがダウン一点ずつ色を合わせて染めていきます。これはひとつに黒のダウンといっても着用の年数によって色が変わってきますので色の調合には細心の注意を払って行なっていきます。染め作業は全て手作業で行なっており、色なじみが良く自然な仕上がりになります。
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こちらが「カナダグースクリーニング」と「カナダグース専用(白化修理)」が完了したお写真です。今回は全体的なカビやカビによるにおいがございましたが、弊社が得意とする”ウェットクリーニング”をすることにより綺麗に落とすことが出来ました。標準メニューの”ウェットクリーニング”のみでも洗いあげることはできますが、特にカビ臭がひどい場合やカビの予防をしたいという方には、標準クリーニングに合わせて”防虫”と”消臭”のオプションをおすすめしております。防虫と聞くとカビは関係ないように思いますが、防虫加工の素材には防カビ作用も含まれているためカビの予防に効果的です。また、消臭オプションを合わせることでカビのにおいを抑えることも可能です。さらに強いカビ汚れには全体しみ抜きメニューがおすすめです。カビはたんぱく質よごれの一種であり、クリーニング師が全体しみ抜きを行なう事で生地の奥からカビを除去します。ダウンの素材によってはシミ抜きが完全に出来ない場合もございますのでご了承ください。カナダグース、モンクレールのクリーニング専門店をお探しの際にはぜひPROSHOP HIRAISHIYAへご相談ください。
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