2023/07/12

ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング

カナダグース

今回PROSHOP HIRAISHIYA(プロショップひらいしや)でご紹介するのはカナダグース (CANADA GOOSE)のダウンジャケットでございます。当店も元々はモンクレールダウンクリーニング専門店としてオープンしたクリーニング店ですが、モンクレールダウンクリーニングに続いて多いのがカナダグースのダウンクリーニングとなっております。カナダグースのクリーニングについても数多く扱ってきた経験と知識がございますので、お客様には安心してPROSHOP HIRAISHIYAへカナダグース(CANADA GOOSE)のクリーニングをご依頼いただければと思います。カナダグースは世界一暖かいダウンジャケットと自負するダウンメーカーで、本場であるカナダでは親から子供へ受け継げるほど丈夫で品質の高いダウンジャケットを作り続けているブランドです。今でこそダウンジャケットの有名ブランドとして名前が知られているカナダグースですが、始まりは1957年にカナダの首都トロントで創業しました。元々はレインコートや、スノーモービル向けのウェアを作っていた会社で衣服に大量のダウンを重鎮出来る機械を発明し、1957年から2000年になるまで南極でも耐えられるダウンジャケットを開発をしました。その後はカナダ人初のエベレスト登頂が後押しとなり、カナダグースの名前を世に知らしめていったのです。当初は「カナダグース(CANADA GOOSE)」ではなく「スノーグース(SNOW GOOSE)」と名付けられる予定だったそうですが、進出を予定していたヨーロッパでは既にスノーグースが名称登録されていたためカナダグースに決まったそうです。結果論にはなりますが、カナダグース(CANADA GOOSE)の方がしっくりくるような気がします。カナダグースは代が変わるたびに新しいことに挑戦し続け進化していった会社です。創立者の孫の代にもなると「Made in カナダ」にこだわり、様々な団体や人物とパートナー契約を結び、映画の公式ジャケットとして登場したのもこの頃です。その他にもポーラーベアインターナショナル協力してホッキョクグマの支援活動を行ったり、北極に住むイヌイット族へ生地を無償で提供するなど衣服を作るだけでは終わらないところが、世界で愛されるブランドのカナダグースです。では、今回お預かりしたカナダグースのご依頼内容をご紹介していきましょう。

クリーニング実例概要

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今回お預かりしたカナダグースのダウンジャケットがこちらです。クリーニングと合わせて左腕に出来た傷の修理を無料カウンセリングにてご相談いただきました。こちらのカナダグースのダウンジャケットは表面に着用時に付いた粉塵などの汚れはあるものの汚れの度合は軽度な状態であり、クリーニング自体は問題なく通常メニューでのご提案させていただきました。当社が得意とするウェットクリーニング(水洗い)には洗浄力が高く黄ばみにくくなる。型崩れや色落ちが少ない。といったメリットがあります。多くのお客様は寒くなってくるとクローゼットに保管していたダウンジャケットを使用する前にクリーニングに出す方も多くいらっしゃると思いますが、黄ばみやシミを付けないようにするためにはシーズン終わりにダウンクリーニングに出して頂くのがベストなタイミングです。なぜならクローゼットの中で汚れの酸化が進んでしまいダウンをクリーニングに出そうと思った時にはシミになり手遅れになってしまう可能性もあるためです。普段着用している衣類と同じで汚れたらすぐ洗う。を意識していただけると長い間ご使用できるかと思います。また、追加オプションに迷った際にはお気軽にご相談ください。
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こちらが今回カナダグースの修理でご相談があった左腕上部のお写真です。なにかに引っ掛けてしまったような傷と穴が空いていることがわかります。表面の生地が破れて中の生地まで見えてしまっている部分もございます。また、左腕についているカナダグースのワッペンもほつれてしまっている状態です。このような修理の場合に考えられる修理内容は3つございます。「かけはぎ修理」と「かぶせ修理」と「ギザ縫い修理」です。そして、モンクレールダウンの修理で多い「貼り付け修理」はカナダグースのような厚手の生地では行うことが出来ません。さらにいうと「かけはぎ修理」は一番修理跡が目立たない仕上が期待できますが、とても高度な修理のため修理料金も高めになっています。この様に修理の範囲が広い場合にはおすすめしていません。「かぶせ修理」はダウン自体に生地を取れる場所があるか、また生地を縫い付けるため修理跡がワッペンのようになっても大丈夫な場合には行います。最後の「ギザ縫い修理」は傷跡をミシンで縫い消していく修理です。生地を持ってくる必要がなく、比較的手頃な価格で行える修理です。今ある傷を広げない予防もできるため、コスパが良い修理内容です。
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今回は「ギザ縫い修理」をご依頼いただきました。広範囲な修理になるためギザ縫い修理が一番ベストな修理内容かと思います。また、モンクレールダウンに多い薄いナイロン生地にはこの”ギザ縫い修理”は行うことが出来ません。モンクレールダウンのナイロン生地が薄くミシンのかけると破れてしまうおそれがあるためです。モンクレールダウンの広範囲な修理になると生地を取れる場所がある場合にはなりますが、モンクレールダウンのブロックごと生地を入れ替える「ブロック修理」というものをご提案するかと思います。またモンクレールダウンには「貼り付け修理」が多いとお話しましたが、貼付け修理も広範囲になると”剥がれやすい””空気が入りやすくなり見た目に影響がでる”などのデメリットが出てきてしまうためおすすめしていません。このようにカナダグースの場合やモンクレールダウンの場合などブランドの特徴ごとに修理できる内容が変わってまいります。そのため、まずはブランドや写真などを付けて弊社の無料カウンセリングへご相談を頂くとよりスムーズにお答えできるかと思います。こちらのカナダグースはエンブレムもほつれていたためこちらも修理させていただきます。
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こちらが「ギザ縫い修理」が完了した修理箇所のお写真です。傷があった場所はわかるもののしっかりとミシンで縫い込んで修理を行いました。これ以上傷口が広がることはございませんので、安心して着用していただけます。カナダグースのエンブレムもほつれを直して綺麗な状態に戻すことが出来ました。今回はカナダグースについてご紹介していきました。カナダグースやモンクレールダウンの修理は多くのご依頼を頂いておりますので、モンクレールダウンの修理についてもお任せください。またその他に気になる汚れ等がございましたらご注文の際に備考欄などに書いてお伝えください。商品到着後、専門のスタッフが実物を見てクリーニング方法や修理内容のご提案をいたします。また、シミや素材によってはシミ抜きが完全に出来ない場合もございますのでご了承ください。モンクレールのクリーニング専門店をお探しの際にはぜひPROSHOP HIRAISHIYAへご相談ください。モンクレールについて詳しい専用スタッフがお客様の目線に立って最適なモンクレールクリーニングについてご提案させていただきます。弊社の公式ホームページまたはお電話にてお待ちしております。
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