2021/11/22

ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング

カナダグース

こちらのカナダグースダウンはオレンジ色というカナダグースダウンでは珍しい色のものになります。この手の物はシミができやすい色になり、染み抜きに処理時間がかかってきます。カナダグースクリーニングをしていると感じるのは濃い深い黒系はシミが目立ちにくくなりますが、赤系の色は少しシミが付いただけで結構目立つため、処理が大変だったりします。こちらのお客様はシミが結構部分的にあったため、どうするのがいいのか相談しながら進めていきました。カナダグースの赤系の色でシミができやすい部分といえば、袖裏や袖先の部分になります。こちらはどうしても生活しているうえでどの高級ダウンにもいえますが、シミがつきやすくなっております。それが黒系のカナダグースダウンですとシミも黒っぽいため色が同色で沈むため、あまり目立たないのですが、これが赤系ですと、赤に黒のシミが付くと余計目立ってしまうため、そのままにするとどんどん黒ずんでいってしまうと行ったことがあります。そのため、シミがあったらカナダグースクリーニングするたびにきれいにしていかないといけません。鮮やかな色はとてもいいのですが、ずっと着用していく上ではいろいろな障害があるのが事実です。こういったことを踏まえてご購入を検討されるといいと思います。基本、カナダグースクリーニングはドライクリーニングを勧めるところが多いですが、PROSHOP HIRAISHIYAではウェットクリーニングをしております。全国のクリーニング店でもまれなほうだと思います。カナダグースクリーニングはメーカー指定もドライクリーニングなので、どうしてもそうなりがちですが、実はウェットクリーニングのほうが汚れ落ちや衛生面の上でも格段にいいんです。これは全国のどこのクリーニング屋さんでも知っている事実です。しかし、カナダグースをウェットクリーニングしてしまうと風合い変化や状態変化が怖くてウェットクリーニングができないといったところが多いのも事実なんです。しかし、PROSHOP HIRAISHIYAでは状態を変えることなくカナダグースクリーニングをウェットクリーニングする方法を考えて実行しておりますので、ご安心して出してほしいです。こちらのオレンジのカナダグースももちろん、ウェットクリーニングを行いました。しかし、実際のところ、一度ではシミが落ちきれなかったので、何度か洗い直して袖口のシミを落としました。何度も行わないときれいにならないものが多く、そういったものは落ちるまで行っております。

クリーニング実例概要

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こちらはアルミを巻いたファスナー部分です。こういってファスナー部分も傷がついたり、汚れが付いてしまうことがあります。そのために、カナダグースクリーニング前に、傷が付きそうな部分をすべてアルミで巻いて保護してからカナダグースクリーニングをしております。こうして保護しないと、カナダグースクリーニング中に傷がついたり、破損したりしてしまいます。細かな部分はこれだけではなく、他にカナダグースクリーニングの洗いと乾燥時もしっかり全体をガードしてクリーニングしております。このガードがとても大切で、カナダグースは部分的にプラスチックでできている部分がところどころにあり、それらを保護していないと割れたり破損してしまう恐れがあります。これらを防ぐためにカナダグースクリーニング時はガードが必須項目となります。もし、破損してもPROSHOP HIRAISHIYAではその部分の部品があるため修正してお出しすることは可能です。また、プラスチック製品は永久に持つわけではなく、着用している内容によっては原因が当社ではなくお客様の場合や製品上の都合の場合も多々ありますので、そういった場合は消耗品としてご了承いただきます。
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こちらはカナダグースマークです。こちらはたまに汚れているものもありますが、こちらの製品は特に汚れもなく染み抜きも必要ありませんでした。たまに、この部分が汚れているものもありますが、そういった場合はこのマーク部分を集中的にしみ抜きして対応致しております。こちらのカナダグースはこの部分はきれいでしたが他の箇所は節々にシミが有りました。こういった赤系の汚れはとてもとれにくく、しみ抜きしても色が沈んで行くため、しみ抜きしてもさらにひどくなったり、染めても余計黒ずんだりしますので、あまりおすすめしておりません。こういったマークや部分的にもしっかり染み抜きしてきれいにしていきます。しかし、いくら行ってもシミがとれない場合もあり、それをやりすぎると次は元の生地まで傷ついてしまう恐れがある場合があるため、あまりやりすぎもよく有りません。そのメーカーのそれぞれの生地で癖があるため、これはやはり経験を重ねないと難しい部分があります。
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このようにしてできたのがPROSHOP HIRAISHIYAのカナダグースクリーニングです。簡単にダウンクリーニングはできると思っている方がたくさんいらっしゃいますが決してそうでは有りません。これはカナダグースクリーニングはじめ高級ダウンクリーニングをたくさん行うとわかってくると思います。例えば、カナダグースクリーニングはじめ高級ダウンクリーニングの場合、PROSHOP HIRAISHIYAは乾燥に約3時間をこえた時間をかけます。これは中の羽毛を呼び起こす特殊なダウンの乾燥方法を行っております。よくダウンのボリュームが無くなったように感じるということはこういった乾燥をしっかりしていなかったりと様々な要因が考えられます。そういったこともダウン専門店は当たり前のボリューム回復作業を行っておりますので、ダウンボリュームが無くなったということは考えにくいです。世の中にはたくさんクリーニング店はありますが、こういったダウンに特化してなおかつカナダグースクリーニングをたくさん扱ってきたクリーニング店しかできないことはたくさんあります。そういった中で失敗もたくさんしてきたからこそ、経験も生きてくるのです。大切なカナダグースはPROSHOP HIRAISHIYAにおまかせいただければ決して損はさせませんので、ご安心してお出しください。
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ようやく完成してこのようにきれいな状況になります。ここまで来るのにはタトラスクリーニングには相当時間がかかってきます。タトラスクリーニングを終わった後も、乾燥に最低3時間以上掛けます。中には乾燥を掛けれなくて、自然乾燥にするため、3日かかりで行うものもあります。これらもすべて経験で行ってきた技術者が判断して行います。これを間違うと大変な作業になります。上記でも述べみましたようにタトラスはとても繊細な生地のため、乾燥やアイロンを間違うと取り返しがつかなくなったりします。そのため、何より経験なのです。大切なダウンを破損してしまうのは皆さん嫌だと思います。たとえ治せるといってもやはり直したダウンと何もなく仕上がったダウンは違うと思います。PROSHOP HIRAISHIYAのウェットクリーニングはボリュームもふっかつさせる作用があります。ウェットクリーニングというのは中のダウンをすべて一度ほどいて行うために、一旦ダウンがリセットされます。その状態からダウンをおこすので、とても羽が生まれ変わります。これがドライクリーニングではこういった作業が行われず羽毛のボリュームが戻るということはございません。そのため、もしボリュームが気になる方もぜひPROSHOP HIRAISHIYAのウェットクリーニングをお試しください。何度も言いますが、日本でタトラスをウェットクリーニングしているところは限られております。そのため、お店選びをお迷いならPROSHOP HIRAISHIYAに安心してお任せください。
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