2021/08/11
ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング
カナダグース
今回も前回に引き続き白生地のカナダグースクリーニングを行いました。最近はカナダグースクリーニングもたくさん行っているので、今回もたまたま選んだのが白い生地のカナダグースクリーニングだっただけで、黒色も赤色も紺もたくさんカナダグースクリーニングをしているのが実情です。カナダグースクリーニングの生地の色は様々ですが、特に難しいのがこの白生地です。白生地の難しいところは、シミが目立つということです。目立つのは落とす立場のクリーニング屋さんからしたら助かる(カナダグースクリーニングの紺や黒は汚れがあっても目立たないためみのがしやすい)のですが、その分シミがはっきりわかるため、すべて落とす手間が黒や紺に比べて格段に上がります。其の手間が白の生地はかかります。そういった意味でとても大変な手間がかかるのが白生地のカナダグースクリーニングです。また、白生地は皆さんに信じてもらえないと思いますが、カナダグースクリーニングしていると初めになかった箇所になぜかシミが付いているなんてことがザラにあります。これはなかに入っている羽毛からシミがにじみ出てきたり、していると思いますが、はっきりとした原因がまだわかっていのが実情です。そのため、カナダグースクリーニングの白生地は黒や紺にくらべて数倍大変です。そのため、白生地のカナダグースクリーニングは別料金で加算していただきたいところですが、現在は他の色と同じ料金を頂いております。白生地はまして、紫外線や薬品の影響で変色して黄ばんでくるという特徴を持っております。通常、黒などに紫外線や薬品の影響を受けるとはっきりわかる変色という形で現れますが、白の場合は黄ばんでくるという特徴で現れます。これは一見、変色に見えず、シミと勘違いしてしまうため、染み抜きで落ちそうに見えます。しかしこれは染み抜きではまず落ちません。部分的な黄ばみならなんとかなる場合もありますが、全体的な黄ばみに関してはよごれを落とす方法は今の所ございません。過去にPROSHOP HIRAISHIYAの職人も白のダウンを試験用に買ってきて、様々な染み抜き方法を試しましたが、結果良い方法はみつかりませんでした。むしろ、無理して白のダウンを染み抜きすると破損してしまうことがわかりました。そのため、それ依頼、カナダグースクリーニングの白生地をはじめ他の白い高級ダウンクリーニングに関しては、白の黄ばみは落ちませんという報告をさせて頂くようになりました。実は1つだけ方法はあるのですが、それを行うと、表面の生地は黄色から白にナルのですが、中の羽毛が固まってしまい使い物にならなくなってしまいます。そのため、白のカナダグースクリーニングはじめ他の高級ダウンクリーニングの白生地の黄ばみを落とす方法はお断りさせて頂いております。それくらい、真っ白の生地のカナダグースクリーニングやその他のダウンクリーニングに黄ばみはつきものなんです。例えるなら、はじめに新車で買ったときは真っ白の車だったのに、時間の経過と共に黄ばんで来ると思います。これもおなじ原因の紫外線による変色です。これは毎日車を見ていると、色にだんだん慣れてきてちがいがわからなかったりするかもしれませんが、世の中の白の車を見てもらえばわかるとおり、白の生地はほぼ黄ばんでおります。元々は真っ白だったのが嘘だったかのように世の中の白い車はきばんでいることが多いです。この症状は直射日光を浴びたことによる紫外線よって変色したものです。これがカナダグースクリーニングの白生地はじめその他高級ダウンにも起こるのです。そのため、保管方法をしっかりすることも変色を防ぐ大事なポイントになります。例えば、紫外線が当たらない場所に保管するは勿論、直射日光にアテナイことが大事です。その他、家で保管するときはまずしっかりカナダグースクリーニングをして保管しないといけません。というのは、カナダグースクリーニングというのはたいていカナダグースクリーニングをドライクリーニングしているお店が多いのですが、これでは汚れが半分しかとれていない状態で保管していると同じです。この汚れがとれていない状態で保管していると、そのよごれ成分がカナダグースの生地と化学反応し、変色のもとになります。そのため、カナダグースクリーニングの方法もしっかり見極めた上で、カナダグースクリーニングをしなければなりません。何も考えなしに、近くにクリーニング店へカナダグースクリーニングを預けるといった具合では長い期間、カナダグースをいい状態で保管することは難しいといっていいでしょう。そのため、カナダグースクリーニングをする場合は一度PROSHOP HIRAISHIYAにご相談いただくか、PROSHOP HIRAISHIYAに出すのが間違いないと断言します。PROSHOP HIRAISHIYAでは基本がウェットクリーニングというカナダグースクリーニングに最適な洗い方のみで行っているため、カナダグースクリーニングの本来の推奨されているドライクリーニングで行いません。これはカナダグースクリーニングをする上ではメーカーの指示通りカナダグースクリーニングをドライクリーニングする分には何も問題なさそうですが、じつはこれには落とし穴があります。このメーカーが推奨する洗い方はあくまで現状(新品の状態のまま)を維持するための洗い方を推奨しております。つまり新品の状態のままのカナダグースをクリーニングする分にはドライクリーニングでいいのですが、一年着て、二年着て、新品の状態でカナダグースを維持できませんよね?汗はつきますし、よごれはつきます。また、シミもつきますし。それをメーカーさんは計算いれていない洗い方がドライクリーニングです。これでは現実にあっていないと言われてもしょうがないことです。PROSHOP HIRAISHIYAでは現実をみてカナダグースクリーニングをしていますので、そういった汗や汚れ、シミをしっかり落としてこそカナダグースを長持ちできるとしっているので、ドライクリーニングではなくウェットクリーニングを推奨しております。これをすることにより、しみや汚れは汗をきれいに落として、変色や退色を防ぐことができるというわけです。逆に言うと、ドライクリーニングではこの変色のもととなる汗や汚れやシミはドライクリーニングではまったくと言っていいほど落ちませんので、ウェットクリーニングをしなければならないのです。実はクリーニング屋さんも其のことは重々承知なのですが、メーカーの指示通り洗って変にしてしまってはクリーニング店の責任になってしまうため、メーカーの指示どおりドライクリーニングで洗うお店が圧倒的に多いんです。そういったリスクを考えると、ウェットクリーニングはできないのが普通となってしまっているのが、現状の全国のクリーニング店さんなのです。しかし、PROSHOP HIRAISHIYAでは其のリスクを負っても、しっかりキレイにできる自信と、もし何かあってもしっかり対応する経験と自信があるからウェットクリーニングを行います。それが結果、お客様のカナダグースを長くキレイに保てる方法だとしっていますので、そうしております。