2022/09/16
ブランド別実例カナダグース 専用クリーニング
カナダグース
カナダグースクリーニングはPROSHOP HIRAISHIYAにおいてモンクレールクリーニングに次いで大変多いものとなっております。カナダグースクリーニングがPROSHOP HIRAISHIYA多い理由としてはたくさんあるのですが、その中でも代表的な物は、ウェットクリーニングをしているということです。カナダグースが推奨しているクリーニング方法は主にドライクリーニングが多くなっております。そのため、その通りにカナダグースクリーニングするクリーニング店が大変多くなっております。その方法は正解ではあるのですが、半分は不正解となります。そういったお話をこちらでしながら、現に出していただいたカナダグースクリーニングを見ていただこうと思っております。まず、カナダグースの素材からご説明していきましょう。カナダグースで定番とされるのはこちらの綿とポリエステルの混紡のダウンジャケットとなります。これは素材的にほかの高級ダウンにはない素材となります。そのため、この生地には同じような症状が出るということもあります。それは皆さんご存じだと思いますカナダグースの白化という症状です。これはカナダグースの品質表示にも載っているものです。具体的にいうと、こちらの素材が擦れて色が剥げてしまって白く見える症状のことを言います。これはほかの高級ダウンではあまり見られませんが、ポリエステルの割合が多い素材に多く見られるのが特徴です。そう、こちらのカナダグースもポリエステルと綿の混紡と言いましたが、その割合はポリエステルが約7割と大変多くなっております。そのため、こういった白化は大変起こりやすくなっております。こちらのカナダグースもクリーニングする前からかなりの白化症状が出ておりました。そして先ほどもお話した半分不正解というお話ですが、カナダグースクリーニングはドライクリーニングで行えば間違いはありません。そのため、世の中のクリーニング店の約9割以上はそのドライクリーニングで行っております。しかし、これは教科書通りのやり方でいいのですが、一つ最大の難点があるのです。それをこれからこちらのカナダグースクリーニングと共にご説明していきたいと思います。結論から申しますと、こちらのカナダグースもPROSHOP HIRAISHIYAではウェットクリーニングで行いました。逆にカナダグースクリーニングはドライクリーニングを行いません。それには大きな理由があるからです。それが半分正解で半分不正解ということにつながっていきます。それではそもそも、カナダグースクリーニングを行う上で、ドライクリーニングとはなんだと思いますか?これをわからない方は大変多いと思いますが、これはわからないのがしょうがないと思います。世の中の大多数の方がわからないと思います。ドライクリーニングとは簡単にいうと油で洗うということです。油というとドロドロしているイメージがあるかもしれませんが、その逆で水と同じ液体となります。しかし成分が水と油なので、その時点で大きく違うのですが。その油を使ってカナダグースクリーニングを行うのがドライクリーニングとなります。では水と油では何が違うのかということを具体的にご説明すると、それは軽さになります。水と油では重さがまるっきり違い、水の方が油より重くなっております。そうなると何が違うかといいますと、洗浄力が違ってきます。そのため、ドライクリーニングの洗浄力は水より弱いということになり、さらに、汗や皮脂の汚れを落としにくいという特徴があります。これって、衣類にはたいていついてしまう汗が取れないって致命的名だと思いませんか?残念ながらドライクリーニングは汗や皮脂をほとんど落とせないクリーニングなんです。では水洗い(ウェットクリーニング)はどうかと言いますと次にお話していきたいと思います。