2026/09/18
ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング
モンクレール クリーニング
今回は「モンクレール(MONCLER)」のレディースラインの中でも、かつて不動の人気を誇った定番モデル「クレール(CLAIRE)」のクリーニングについてご依頼をいただきました。モンクレールは元々、登山家のための装備品を作るメーカーでしたが、現場で働く作業員のために作られた防寒着が高く評価されたことから、「世界的高級ダウンブランド」として広く知られるようになりました。現在では機能性とファッション性を両立させたダウンにとどまらず、Tシャツやシューズ、バッグなど多数のアパレルアイテムを展開しています。高級ダウンクリーニングの専門店「PROSHOP HIRAISHIYA」においても、モンクレールは年間を通して取り扱い数が最も多いブランドになります。今回お預かりした「クレール」は非常にシンプルでオーソドックスなショート丈のダウンジャケットで、現在は廃盤に近い状態ですが、中古市場においては今でも非常に人気がある製品です。モデル名としての「CLAIRE(クレール)」は、フランス語の女性名であり「明るい」「澄んだ」という意味を持つ言葉です。また、ブランド名の「MONCLER(モンクレール)」自体が、創業地であるフランスの村Monestier-de-Clermont(モネスティエ・ドゥ・クレルモン)の頭文字を繋げたものであるため、その「Cler」の部分を想起させる、ブランドにとっても馴染みの深い響きを持つ名前と言えます。「クレール」は登山用品メーカーだったモンクレールが、1980年代以降にデザイナーのシャンタル・トマを起用してファッション路線を強化した流れの中で生まれたモデルです。2000年代、日本でもモンクレールが「プレミアム・ダウン」として不動の地位を築いた時期に登場しました。機能性だけでなく、タウンユースとしての美シルエットを追求したアイテムの先駆け的な存在で、レディースの一番人気モデルとして君臨していました。当時は「モンクレールのレディースといえばクレール」と言われるほどの定番でした。現在は廃盤、もしくはそれに近い状態となっており、後継モデルの「BADY(バディ)」などにその座を譲っています。しかし、その完成されたデザインから、あえて状態の良い中古のクレールを探し続けるファンも多く、ヴィンテージ・モンクレールを代表するアイテムとなっています。
クリーニング実例概要
