2026/07/13

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール 修理

今回は、「モンクレール(MONCLER)」のクリエイティブな実験プロジェクト「MONCLER GENIUS(モンクレール・ジーニアス)」の中で誕生したダウンジャケット「ハンティウム(HANTIUM)」についてのご依頼をいただきました。2018年に始動したこのプロジェクトは、世界中から選りすぐられたクリエイターたちが、それぞれの個性を活かしながらブランドのDNAを独自の解釈で再構築するという革新的なものです。中でもプロジェクトシリーズ第7弾となる、日本のストリートシーンを牽引し続ける藤原ヒロシ氏率いる「FRAGMENT DESIGN(フラグメント・デザイン)」とのコラボレーションライン「7 MONCLER FRAGMENT HIROSHI FUJIWARA(セブン・モンクレール・フラグメント・ヒロシ・フジワラ)」は、常に特別な眼差しを向けられる存在です。今回ご紹介する「ハンティウム」は、モンクレールの伝統であり象徴的なダウン「マヤ(MAYA)」をベースに、現代的なシルエットと機能性を加えた、まさに「過去と未来の架け橋」のような特別なモデルです。80年代のヴィンテージ・モンクレールの雰囲気を残しつつ、藤原氏のフィルターを通すことで、現代的なシルエットと都市生活に必要な機能性が見事に融合されました。日本人の体型にも自然と馴染む計算されたボリューム感は、定番モデルが持つ圧倒的な安心感を継承しており、トレンドの移り変わりに左右されることのない普遍的な美しさを持っています。美しい光沢を放つシャイニーナイロンや、一目でそれと分かる象徴的なロゴ、インダストリアルな雰囲気を感じさせるグラフィックプリントなど、「一目でコラボモデルと分かる」デザインでありながらも、そこに加わるフラグメントらしい遊び心が「特別な一着」であることを物語ります。派手すぎず主張しすぎず、この絶妙な引き算の美学こそが、大人のストリート層の心をつかむのでしょう。また、ジーニアスラインという限定的なコレクションゆえに生産数が極めて少なく、再販の機会も限られていることから、単なる衣服を超えた資産価値を持つことでも知られています。しかし長くその美しさを保ち続けるためにはメンテナンスが欠かせません。繊細なダウンを手にする者の「装いへのこだわり」と「モノを慈しむ心」が試される、玄人好みの逸品と言えるでしょう。

クリーニング実例概要

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このモデルが他のモンクレールと一線を画す点は、特別なロゴパッチやグラフィックプリントなど、細部に宿るフラグメントらしい遊び心にあります。胸元には、モンクレールのシンボルマークにフラグメントの「サンダーマーク」が重なった、このコラボレーション専用のベルクロパッチが配置されています。袖口付近や背面の裾などには、製品情報を模したような「コード(英数字の羅列)」がプリントされており、都会的で洗練された印象を与えます。また表地にはモンクレール伝統のシャイニーナイロンを使用しており、高い撥水性と独特の光沢感が高級感を演出しています。こうした希少なコラボモデルは、数多くの高級ダウンクリーニングを扱う私たち専門店であっても目にする機会が非常に少なく、その圧倒的な存在感には常に驚かされるばかりです。今回お預かりした「ハンティウム」は、一見すると目立つ汚れこそありませんが、長年の愛用によるダウンのボリューム低下が見受けられました。また修理をご依頼いただいた箇所以外にも、過去に修理を施した跡があることから、持ち主様が直してでも着続けたいと願う、このジャケットへの深い愛情がひしひしと伝わってきます。
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今回のご依頼においては、ダウンのクリーニングとあわせて左袖の破れ穴の補修も同時に承りました。まずは、ダメージ箇所の状態を比較したこちらの拡大写真をご覧ください。左側の修理前では、ナイロン生地に開いた穴からダウンが飛び出してしまっているのが分かります。一見あまり大きな傷には見えないように思いますが、実際はここからふわふわとダウンが舞い上がっていました。これを放置したままクリーニングの洗浄工程に進むと、水や溶剤の重み、乾燥時の回転などによって負荷がかかり、穴がさらに広がって大切な羽毛が流出してしまうリスクを伴います。そこで今回は、生地の風合いを極力損なわない「はりつけ修理」にて修理を行いました。右側の修理完了後の写真を見ていただくと、穴が綺麗にふさがり、周囲の生地とも違和感なく馴染んでいるのがお分かりいただけるかと思います。この「はりつけ修理」は、ダウンの目立たない部分から共布を取り、強力な接着剤で貼り付けることによって穴を隠す修理方法となります。修理箇所と同じ素材の布を使用するため、仕上がりが非常に自然で、かつ強力な密着によってダウンの吹き出しもしっかりと食い止めることができます。
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「はりつけ修理」で重要なのが、修復に使う「生地」を確保することです。こちらの写真をご覧ください。指で少しポケットの中を広げていますが、上のほうだけは表地と同じ素材が使われていることがお分かりになるでしょうか。私たちが修理の際に目を付けるのは、こうした「普段は見えない場所」なのです。今回はこのポケット内部の内布から、修理に必要な分の生地を採取しました。ポケットのほかにも、フードの内側や前立ての裏など、着用時に表に出ない目立たない箇所から生地を取り、穴や破れを塞ぐ素材として利用します。同じ製品の同じ生地だからこそ、貼り付けた後も色味や質感が一致し、驚くほど自然な仕上がりとなります。ただしこの修理方法は、破損箇所の大きさや、必要十分な量の生地が確保できるかどうかに左右されます。またウールやコットンなど、素材によっては「はりつけ修理」以外の方法が適している場合もあります。「この穴、綺麗に直るかな?」と気になるときは、ぜひ諦める前にお写真を添えて公式ホームページの「無料カウンセリング」へご相談ください。修理が可能かどうか、またどのような方法が考えられるかを含め診断させていただきます。
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実は今回のご依頼主様は、以前にも当店に大切なダウンをお任せいただいたことのあるリピーター様でした。数あるダウンクリーニング専門店の中から、再び「PROSHOP HIRAISHIYA」を信頼して選んでいただけたことは、私たちにとって何よりの励みであり、誇りでもあります。弊社では、これまでにご利用いただいた大切なお客様へ向けて、ご登録いただいたメールアドレス宛に定期的なメールマガジン配信を行っております。このメルマガでは季節の変わり目にお手入れする際のポイントなどのほか、日頃の感謝を込めて、リピーター様だけがご利用いただける期間限定の「特典コード」をお届けしています。特典の内容は毎月入れ替わりますが、この時のプレゼントは、今の時代に大変喜ばれている「プレミアム抗ウイルス・抗菌加工」でした。一度きりのご縁ではなく、二度、三度と「またここにお願いしたい」と思っていただける存在であり続けるためにも、技術の研鑽はもちろん、こうした会員様向けのサービスもより一層充実させてまいります。ぜひ、お手元のメールボックスをチェックして、お得な特典と共に大切なダウンのリフレッシュをご検討ください。
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