【今からでもまだ間に合う】ダウンクリーニング
2024.08.06
皆さんこんにちは。高級ブランドダウンクリーニング専門店のPROSHOP HIRAISHIYAです。当社ではモンクレールをはじめ様々な高級ブランドのダウンクリーニング・修理を行っています。その中で得た経験や実際のクリーニングや修理の実績などをもとにダウンに関するいろいろな情報をこちらのブログではご紹介しています。
さて、まだまだ暑い日が続いていますね。5月6月の時点から夏日を記録していた日本列島。夏真っ盛りの今もギラギラと太陽が照り付けていて、冬なんてまだまだ先のことと感じてしまいます。しかし実はダウンメンテナンスという観点からみると、そうのんびりしている訳にもいかないシーズンとなってきました。
本日は「今でもまだ間に合う、ダウンメンテナンス」をテーマにお話しさせていただきます。
目次
1.クリーニングはいつごろまでなら間に合う?
PROSHOP HIRAISHIYAでは高級ブランドダウンのクリーニング・修理・染色を承っていますが、ダントツで多いのはクリーニングのご依頼です。毎年ご利用いただいているリピーターさんも非常に多くいらっしゃいます。
そんなPROSHOP HIRAISHIYAのダウンクリーニングの納期はおおよそどれくらいかかるのか、素材ごとの特徴も踏まえながらご紹介していきます。
1-1.ダウンクリーニングの納期はどれくらい?
PROSHOP HIRAISHIYAのダウンクリーニングは通常、おおよそ1~2か月ほどで仕上がりとなります。当社の通常コースでは明確に「何日以内」という期限を設けていないので、具体的な日数のご案内は致しかねます。
繁忙期(3~8月)になりますと、仕上がりまでおおよそ3か月前後お時間をいただいています。ご注文いただいたダウンは、当社へ到着した日付をベースに順番に検品作業をおこなっていきます。
1-2.ダウンの素材によって差の出る納期
PROSHOP HIRAISHIYAにご依頼いただくダウンのほとんどがナイロン製ですが、そのほかにカナダグースのようなポリエステルと綿の混紡繊維やモンクレール・タトラスのようなウール製のダウンもご注文いただきます。
こういったダウンについてはそこまで大きな差はありません。しかし全面にレザーやファーをあしらったデザイン、装飾の激しいダウンは大きく納期が前後する場合があります。(~1か月ほど)毛皮はとくにデリケートな素材のため、慎重に細心の注意を払いながら作業にあたっています。通常のダウンは低温の乾燥機に入れ時間をかけて乾かしますが、毛皮は熱に弱いため乾燥機での乾燥が出来ません。そのため自然乾燥で完全に乾かしきる必要があります。こういった経緯からナイロン製のダウンなどと比べて仕上がりにお時間をいただいています。
1-3.ファークリーニングについて
モンクレールやカナダグースダウンについていることの多いファーですが、こちらもクリーニング可能です。ダウンとセットでのご依頼はもちろんのこと、ファー単品でのご依頼も承っております。
モンクレールダウンなどを出される方の中には、「ファーは洗えないと思って…」とご依頼時にファーを取り外してお送りくださる方もいらっしゃるのですが、PROSHOP HIRAISHIYAではファークリーニングの実績も豊富ですので安心してお任せください。
※クリーニング店さんによってはファークリーニングやモンクレールなどの高級ブランドのダウンクリーニングを受け付けていない場合がございます。
1-4.注文は着用を始めたい時期の2~3か月前までに
上記の内容を踏まえ、着用をしたい時期の2~3か月前には注文を済ませることをオススメします。あまり直前のご注文になってしまうと、当社の作業状況によってはお客様が想定されている納期を超えてしまう可能性があるためです。先ほどご案内したような特殊な素材の場合、さらにお時間をいただいてしまう場合もございますので可能な限り余裕をもってご注文いただきますようお願いいたします。
2.修理はこれから依頼しても間に合う?
「そういえばファスナーの引手が壊れちゃったんだった」「袖口に穴をあけちゃったんだよな…」とふと思い出して修理を検討される方もいるのではないでしょうか?
仕上りまで時間がかかるだろうということはなんとなく想定ができますが、仮に依頼した場合冬までに間に合うのか心配になってしまいますよね。ここからは修理を依頼した場合についての作業日数についてご案内していきます。
2-1.クリーニングと修理を依頼する場合
ダウンクリーニングに関しては基本的に前述した日数に準じる形となります。それに加え修理にかかる日数ということになりますが、こちらについては依頼される修理の内容によってかかる日数も大きく前後してしまいます。そのため具体的な日数の案内は難しくなってしまいますが、おおよそ1~2か月ほどとなります。また、こちらの日数については到着してからの日数ではなく、修理内容・方法を確定しお客様にご了承いただいた日からの起算となります。
修理内容のほとんどは部品の損傷(取れかけていたりすでに紛失しているものなども含む)や本体のやぶれです。こういった場合はまず初めに修理を行います。クリーニングを行うことによってダウンに負荷がかかりさらに損傷を悪化させてしまうことを防ぐためです。(依頼内容によって工程が前後する場合もあります)
2-2.修理のみを依頼する場合
こちらについても、修理内容によってかかる日数は変動してしまうので、明確な日数のご案内は難しのですが、おおよそ1~2か月ほどとなります。修理の内容が複雑であったり、複数個所の修理且つ修理方法も異なるという場合は作業完了までにお時間をいただいてしまいます。
また、修理のみのご依頼の場合、往復送料はお客様負担となってしまいますことをご了承くださいませ。
3.オプションをつけるとどれくらいかかる?
ダウンクリーニングと併せてオプションの追加を検討されているお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?ここからは当社で人気のあるオプションの一部について、おおよその納期をご案内していきます。
3-1.超撥水ウルトラ加工3αの場合
当社でご用意しているオプションの中でも特に人気の高い超撥水ウルトラ加工3αは、ダウンクリーニングと併せて付与することも可能ですし、撥水加工のみ(ダウンクリーニングを行わない)でのご注文も可能です。
ダウンクリーニング+撥水加工の場合はおおよそ2か月ほど、撥水加工のみであれば1か月ほどで仕上がりとなります。
料金についてですが、超撥水ウルトラ加工3α(撥水加工のみ)のご注文は¥8,800(税込)となっております。こちらはオプション本体の料金に加え、往復送料も含まれた金額となっております。
3-2.部分染め・全体染めの場合
PROSHOP HIRAISHIYAでは染色方法を2種類ご用意しています。カナダグース特有の部分的な色褪せ(白化)などの補修に適した「部分染め」と、ダウンをまるごと染料に漬け込み均一に染め上げる「全体染め」です。それぞれ工程が異なるため仕上がり日数に差が出ます。
部分染めはダウンクリーニングに加えて約1か月ほどお時間をいただいております。全体染めは1~2か月ほどお時間をいただきます。全体染めは、染色作業前にワッペンを外す(有料)場合その分のお時間もかかってしまいますのでご注意ください。
3-3.モンクレール専用オプションの場合
当社では各ブランドごとそれぞれの特徴に特化したオプションをご用意しています。その中でも特にご依頼が多いのがモンクレール専用オプションである「アニメラベル修理」(¥4,800)です。
こちらは、モンクレールダウンのトレードマークともいえるアニメラベルのほつれを補修するオプションとなっています。モンクレール専用オプションをご利用いただく方のほとんどがダウンクリーニングと併用しています。この場合にはまず初めにラベルの補修を行い、その後クリーニングとなります。これはクリーニング作業中にラベルが外れてしまったり紛失してしまったりするリスクを減らすためです。
当社ではこのモンクレール専用オプションのみのご依頼も受け付けており、この場合はほつれの補修作業のみとなりオプション料金は変わりませんが、往復送料は別途お客様負担とさせていただいております。
このモンクレール専用オプションは仕上がりまでおおよそ1カ月ほどいただいております。作業状況に応じて納期が前後する可能性がございますことを予めご了承ください、
4.お急ぎのクリーニングのご依頼も承ります
着用シーズン目前にクローゼットから出したところ、「やっぱりクリーニングしたい」ということもあるかと思います。そんな時、冬に間に合うか心配になってしまいますよね。そんな時にぜひご利用いただきたいサービスについてご紹介していきます。
4-1.【特急コース】をご用意しています
当社では、11月ごろからの駆け込みでのご依頼にも対応できる【特急コース】をご用意しています。こちらは通常コースとは異なり、検品・お見積り後から14営業日以内に仕上げてお送りするコースとなっています。特急コースご利用のお客様のダウンの検品や見積りは他のダウンより優先しておこないます。作業工程については通常コースと変わりありません。
4-2.特急コースご利用時の注意点
特急コースの対象となる作業はクリーニングのみとなります。ダウンクリーニングの他に「染め」「特殊染み抜き」「修理」加工をご注文された場合は上記納期日に加え30~60日程度かかります。
また、ご依頼いただく時期によっては大変混雑することが予想されます。注文数の増加・特急コース利用者の増加などが生じた場合、ダウンクリーニングのみの場合でも上記納期日より日数がかかってしまう場合もございます。何卒ご了承くださいませ。
5.パターン別 仕上がり日(例)
ここまでおよその仕上がり日についてご紹介してきました。当社で受付させていただいたダウンの実際の納期について、ご依頼数の多いモンクレールを中心にいくつか実例をご紹介いたします。
- Aさん(モンクレール)クリーニングのみ : 5/7注文 6/27発送
- Bさん(モンクレール)クリーニングのみ : 9/23注文 12/5発送
- Cさん(モンクレール)クリーニング+モンクレール専用オプション : 3/20注文 5/30発送
- Dさん(カナダグース)クリーニング+部分染め : 9/20注文 11/16発送
3月や9月は特にご注文の集中する時期のため、ここに記載した通り発送まで2か月近くお時間をいただいています。
繰り返しになりますが、モンクレールやタトラスに多いウール素材やレザーを使用したダウンの場合は、上記日数よりも長く仕上りまでお時間をいただく場合がございます。納期について不安がある方はあらかじめ無料カウンセリングなどをご利用・ご確認の上ご注文くださいますようお願いいたします。
6.まとめ
いかがだったでしょうか?本日は「今でもまだ間に合う、ダウンメンテナンス」をテーマにお話させていただきました。
「早めに準備をしておいたほうが良い」とはわかっているものの、あっという間に季節が過ぎていってしまいますよね。
- 今年は間に合わなそうだし、春になったらでもいいかな?
- 撥水加工も頼んだら時間かかるかなぁ…
と考えてしまうこともあるかと思いますが、ぜひ一度PROSHOP HIRAISHIYAにご相談ください。
当社ではホームページ内に「お問い合わせフォーム」を設けております。納期のお問い合わせや修理についてのご相談などの際にご利用いただけます。その他お電話でのお問い合わせも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
今回の記事を読んで、当社のダウンクリーニングや過去の事例についてもご興味をお持ちいただけましたらぜひ、当社の【実績紹介】も併せてご覧ください。こちらのページではPROSHOP HIRAISHIYAで行った様々なクリーニング・修理・染色の事例を公開しております。お手持ちのダウンと似た状態のダウンの事例が見つかるかもしれません。ご参考にしていただけますと幸いです。
PROSHOP HIRAISHIYAでは、モンクレールをはじめとする高級ブランドダウンのクリーニング取り扱い実績が50万着以上あります。それぞれの素材や汚れの特性を踏まえながら最適な方法でクリーニング・染み抜きを行っております。注文方法や現在のダウンについてご不安な部分、ダウンクリーニングの内容について確認したいことがある場合は無料カウンセリングや電話注文も承っておりますので、下記リンクよりお気軽にお問い合わせくださいませ。SNSやホームページにてクリーニング中の様子やクリーニングと併せてオススメしているオプションの紹介なども行っておりますので、ぜひ参考にご覧ください。
また、PROSHOP HIRAISHIYAでは多くのお客様にネット注文をご利用いただいております。ご自宅でスマホやパソコンから必要な情報をご入力いただきますと、注文完了となります。集荷日時をご指定いただければ、ヤマト運輸さんが、梱包用の段ボールを持参してお客様のご自宅まで引き取りに伺います。当社到着後、作業中の進捗状況等はメールにて都度ご案内させていただいております。また、仕上がり後のダウンもヤマト運輸さんより配送されます。ご自宅で注文から受け取りまでの一連の作業が完結できるシステムとなっております。
PROSHOP HIRAISHIYAの注文後の流れについて、わかりやすく説明させていただいた動画がこちらになります。是非合わせてご覧ください。
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