一部皮革素材がついたダウンのメンテナンスのお話

2021.06.07

モンクレールからカナダグースやタトラス、デュベチカ、ウールリッチ、ヘルノ等のダウン製品で一部に革がついているものがあります。それらは着用回数が増えるにつれて劣化していってしまいます。今回はそういったときにどうすればいいのかをこちらに載せていきたいと思います。最近、一部に革素材が使用されている製品が多くなっていますので、PROSHOP HIRAISHIYAの職人としてアドバイスしていきたいと思います。

肩部分に革がついているダウン製品
袖部分に革がついているダウン製品

こういった一部革製品の対応

革の部分は通常の高級ダウンクリーニングでクリーニングいたしますが、あくまで高級ダウンクリーニングのみで色染め等は行っておりません。しかし、こういった一部の皮革がついたダウンは意外と色が剥げやすいのです。既に色が剥げてしまっている場合には、高級ダウンクリーニングでは艶は増しますが傷や色ハゲはそのままになります。それを直すには皮革を染める技術が必要になってきます。

この革を染める技術というのは一般の高級ダウンクリーニングをやっているクリーニング店でもありません。しかし、PROSHOP HIRAISHIYAには革を染める技術があるため、ダウンの一部についている皮革製品を染めてキレイにすることが可能です。

それは高級ダウンクリーニング後に革の染め直しをその皮革部分にピンポイントに行います。これは有料オプションです。というのも、皮革の染め替えはとてもむずかしい技術を要するため、通常の高級ダウンクリーニングの料金以外も必要になってくるためです。そのため、そういったご希望があるお客様にはご注文時に革の染め直しをご要望に記入いただいての対応になります。お任せではうけておりません。あくまでお客様のご要望があった場合に限らせていただきます。

革の染め替えを自社で行っているのが強み!

こういった革製品の染め替えも自社で行っているため、その技術をそっくりそのまま高級ダウンクリーニングし終わった後に革部分に活かせるのです。革の染め替えは一般的なクリーニング店では受付しておりません。通常、クリーニング店でうけても95%以上は外注して自社で行っているところはありません。そうなるとこういった高級ダウンについた一部の革についても対応ができないのが正直なところです。PROSHOP HIRAISHIYAではそういった一部の革の染めもできるように、革の技術を習得しました。これは、ダウンに必要だと思ったことはどんどん自社の技術にして取り入れていくというのがひらいしやのスタイルです。しかし、何でも自社で行えばいいかというとそうでもありません。PROSHOP HIRAISHIYAでもどうしてもできないことも正直ございます。その場合は素直にその専門家にお願いしております。変なプライドはございません。各分野にやその道のプロがいますので、そこにおまかせするのが結果的にお客様の満足につながると信じております。

一部革の染め替え金額は?

それでは気になる高級ダウンクリーニングとセットで頼む革の染色はいくらくらいかということですが、金額は様々です。染める面積や色によって難易度が大きく変わるため、一概には言えません。

だいたいの金額にはなりますが、染めの料金は3,000~10,000円の間くらいだと思います。※素材、色、面積により変動あり

一部革の納期

それではお値段の次に納期ですが、その季節によって変わってきますので、こちらも一概にいえませんがだいたいの目安として見ていただければと思います。

一ヶ月~二ヶ月半 ※素材、季節によってこれに限らず

となります。納期はさまざまありまから、基本余裕をもってお出しすることをおすすめいたします。