2026/03/16

ブランド別実例タトラス 専用クリーニング

タトラス ホワイトダウン全体染み抜き

今回は、タトラスのホワイトダウンをお預かりした事例をご紹介いたします。タトラス(TATRAS)は、2006年にイタリア・ミラノを拠点として、イタリア、ポーランド、日本の3カ国のコーポレートブランドとして誕生しました。そのブランド名はポーランドのタトラ山脈に由来し、「機能的」「洗練された」「唯一無二」という3つの普遍的なテーマを掲げています。タトラスはイタリアのデザイン、世界最高峰の品質を誇るポーランドのダウン、そして日本の企画力が融合して生まれたハイブリットブランドです。そのため、日本人の体型に合いやすいサイズ感の製品も多く、国内でも人気を得ています。タトラスは「都会的でスタイリッシュな高級ダウン」の代名詞的な存在です。これまでダウンジャケットといえば「モコモコして太って見える」のが悩みでした。タトラスは従来のダウンジャケット特有の「着膨れ感」を排除し、身体に沿う細身のラインと、スーツにも合うエレガントなデザインでその常識を覆しました。その都会的で洗練された「ドレスダウン」という新たな価値観はドレッシーな佇まいを感じさせながらも、オンオフを問わない汎用性の高さで多くのファッション好きから支持されています。またラグジュアリーな素材感も魅力です。イタリアの高級生地メーカー「ロロ・ピアーナ」のウールやシルク混素材を採用したモデルなど、スポーティーになりすぎない上品な質感はビジネスマンに圧倒的人気です。中綿のダウンも、保温性と軽さの指標となる「フィルパワー」が非常に高いポーランド産の「ホワイトグースダウン」を使用しています。広大な敷地で飼育された水鳥のダウンは、少量でも驚くほど暖かく、軽いのです。タトラスの製品は、モンクレールなど高級ダウンのクリーニングを請け負っているPROSHOP HIRAISHIYAにおいても、多くのご注文を頂くブランドです。そのタトラスのホワイトダウンが今回のご依頼でした。ホワイトダウンは、黒やネイビーが多くなりがちな冬コーデを華やかにしてくれるアイテムです。パッと目を引く特別感や存在感があり、クリーンなイメージから高級感や洗練された雰囲気を演出できます。一方で汚れが目立ちやすいのが最大の難点ともいえます。そこで今回は、PROSHOP HIRAISHIYAのホワイトダウン専用クリーニングオプション「ホワイトダウン全体しみ抜き」をご紹介します。

クリーニング実例概要

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今回クリーニングのご依頼をいただいたのは、都会的でスポーティーなデザインが特徴のメンズ向けモデル、GIGI(ジジ)です。ゆったりとしたサイズ感のボックス型シルエットで、光沢感のあるナイロン素材とマットな質感の切り替えが特徴のダウンジャケットです。洗練されたハイブリッドデザインも魅力的です。全体にダウンを詰め込むのではなく、スマートに見えるよう計算されたステッチワークにより、ダウン特有のボリュームを抑えたシャープなシルエットを実現しています。本格的な防寒性を備えつつ動きやすさを重視した設計で、スポーティーながらもラグジュアリーな雰囲気を持つ1着です。ところが普段使いしやすいからこそ汚れてしまうもので、今回お預かりしたダウンもあちらこちらに黒ずみやしみが見受けられます。特に手首周りや裾、フードの縁といったところは直接肌に触れることも多く汚れやすい箇所です。PROSHOP HIRAISHIYAのダウンクリーニングでは、簡易的なしみ抜きを標準装備しておりますが、こちらのダウンのように手強いしみや汚れがあるホワイトダウンの場合は、有料オプションの「ホワイトダウン全体しみ抜き」をおすすめしております。
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ホワイトダウンの「黒いしみ」はとても気になりますよね。これは「汚れ」である場合と、ダウン特有の「構造上の問題」の場合があります。「汚れ」である場合は、皮脂汚れに外気のチリや排気ガスが吸着し、黒ずみとなったものが大多数です。袖口や襟元といった摩擦が多い場所に現れやすく、ベタつくこともあります。ポツポツとした点状の染みの場合は、保管中にたまった湿気が原因で発生した「黒カビ」の可能性があります。一方でダウンの「構造上の問題」の場合は、中身の羽毛(ダウン)が透けている状態と考えられます。中の羽毛はすべて真っ白というわけではなく、中にはグレーや茶色の羽毛(グレーダウン)が混ざっていることがあります。羽毛の色の濃い部分がが透けて「染み」のように見えているだけなので、完全に乾燥させて空気を含ませれば目立たなくなります。ダウンの表地は繊細で、市販の漂白剤などを使って無理にこすると生地を傷めてしまいます。また中までしっかり乾燥させないと「黒カビ」や「悪臭」の発生の元ともなります。気になるときはまずご自身で判断する前に、PROSHOP HIRAISHIYAへご相談いただければと思います。
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先程見ていただいた写真が作業前のダウンの様子になります。それぞれ左が「脇の裾周りの汚れ」右が「前立て内側の汚れ」を拡大したものです。こちらに掲載した写真は同じ個所の作業完了後の様子になります。ビフォーアフターを比較していただくと、今回の作業ではここまできれいにすることができた、というのがお分かりいただけるかと思います。PROSHOP HIRAISHIYAのクリーニングでは、作業前に必ず検品を行い、汚れの箇所や程度を一点一点丁寧に確認します。その上で素材や汚れに最も適した洗い方でクリーニング作業を進めていきます。今回はホワイトダウン専用オプション「ホワイトダウン全体しみ抜き」をご依頼いただきましたので、先程の写真の箇所以外にも首回りや袖口、裾などといった特に汚れが付きやすいかつ目立つ部分の染み抜きを重点的に行いました。しみ抜き作業はダウンの繊細な生地に少なからず負担をかけるため、生地を傷めないよう細心の注意を払いながら作業を行う必要があります。場合によっては、生地の保護を優先して汚れが落ちきっていなくてもやむを得ず作業を止める判断を下すこともあります。
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ホワイトダウンは、冬の重たくなりがちなコーデを明るく華やかにしてくれるアイテムですが、やはり汚れが目立ってしまうのが最大の難点です。タトラスはじめモンクレールやカナダグースといった高級ダウンのクリーニングを専門に取り扱うPROSHOP HIRAISHIYAでは、しみ抜きの他、穴や破れの修理、色あせてしまったダウンの染め直しなどのご注文を承っています。シーズン終わりのしまい洗いはもちろん、冬季間でもトラブルが起きてしまった際にはぜひ、PROSHOP HIRAISHIYAのクリーニングをご利用いただければ幸いです。料金や納期が心配な場合はホームページから「無料カウンセリング」をご利用いただきますと、弊社スタッフがお電話またはメールにて返答いたします。その際にはお写真を添付していただきますと、より詳細なご案内が可能になります(実際の料金は実物を確認させていただいてからの判断となるため、カウンセリング時の金額とは差異が生じる場合がございます)。次のシーズンもきれいな状態でご愛用いただくため、PROSHOP HIRAISHIYAの高級ダウンクリーニング利用をご検討いただければと思います。
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