2025/11/17

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール

こちらは白のモンクレールダウンになります。ちょうど、秋口になり、皆さんダウンのことを考え始めていたのかと思われます。当社PROSHOP HIRAISHIYAショップでは2通りのお客様がおられます。はじめはダウンを脱いで直後に出される春の組の方、そしてもう一方は秋口の方になります。こちらの白のモンクレールダウンを出されたお客様は秋口の方となります。それぞれにいいところ、悪いところはありますが、秋口のお客様に多く見られるのは急いで仕上げて欲しい方が多いです。こちらの白のモンクレールクリーニングを出された方はお急ぎではありませんでしたが、その傾向が強いと思います。急いで出される方の注意点としては、汚れが付着したまま時間を経過してしまいますと、シミがもしあった場合、酸化してしまい取れないしみになる可能性があるということです。これはとても怖いことです。というのも酸化したシミはまず落ちなくなってしまうといっても過言ではないくらい落ちないシミに変化してしまう可能性が高いです。一応の注意点として掲載させていただきます。こちらの白のモンクレール製品は白のため、汚れが大変目立つ環境にあったと思われます。普段、黒のダウンではそこまで目立たないシミでも白となると話は別。一気にシミが目立ってしまうケースが多々あります。こちらのモンクレールもそれにもれず、シミの箇所が数箇所ありました。のちに載せますが、特に襟周りや袖口といったところは特に汚れやすくなっており、ほぼ白のダウンに関しては汚れております。こちらの白のダウンも袖と襟に関してはやはり汚れておりました。その次に多いシミといえば、裾周りです。こちらも大変汚れやすくなっております。また、あるあるなのが、気づいていなかったが、あちこちについていたというパターンです。こういった場合もPROSHOP HIRAISHIYAでは一つずつ、一箇所ずつ確認しておりますので、ご安心ください。そのため、やり忘れ等はありません。また、前立てや背中いもついで汚れやすいです。こちらのダウンも袖襟の他に全体的に汚れており、その対応で前処理染み抜きを行います。PROSHOP HIRAISHIYAでは人間の目で3度シミの箇所を確認し、処理しておりますので、しみぬきに関しては自信を持っております。もれても何度か検品があるので、どこかには引っかかるという感じになっております。

クリーニング実例概要

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全体的に一見シミがないように見えますが、白のダウンは近くで見ると汚れていることが多いです。デザイン的には白のダウンは素敵なのですが、白の車の汚れが目立つようにこちらも汚れは数箇所にありました。その細かいところを検品でチェックしていきます。そしてカルテにどこにシミがあるか記入して入念にみていきます。その後、見積もりを出す担当のものがさいど、シミの箇所を確認し、見積もりを出していきます。その際に特別な染み抜きをご依頼している方には特別染み抜きのタグをつけていきます。どうしても落としたいシミに関しては特別染み抜きをお勧めしております。シミはなかなか落ちないものも多数あるため、通常の染み抜き以上の処理をご希望の場合は特別で落とすことが最も最適です。こちらのダウンは白のモンクレールダウンジャケットのため、白のダウンは黒のダウンジャケットより念入りに染み抜きを行っていきます。そして実際にクリーニング前の前処理に入っていきます。襟そで以外もたくさんのシミがあり、念入りに染み抜きを行いました。なかなか取れないものもありましたが、油性水性と染み抜き剤を駆使して行なっていきました。そして一箇所ずつシミが取れていきました。
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こちらの部分は顔料で粘着してあるロゴマーク部分です。一見、何もないように見えますが、クリーニングする上では気をつけなければならないポイントの一つです。こちらはクリーニングすると取れる可能性があります。また、クリーニングしなくても取れる可能性があります。つまり寿命になれば取れてくるということになります。それがいつくるかは不明となります。そのためプロショップひらいしやでは事前に剥がれる可能性があることを了承いただいております。それくらい取れる可能性が高いからです。こちらのモンクレールダウンは取れなくてよかったです。購入してそんなにたっていないものに関しては取れない可能性が高いですが、時間の経過とともに剥離することは避けられません。そのため、できるだけ取れないようにクリーニングや乾燥を行います。剥がれる場合は文字の片隅から取れることが多いです。モンクレール製品はこのフードの中に文字がある場合があり、気をつけなければなりません。この部分は過去に取れたことがほとんどないために大丈夫な可能性が高いですが、そういったこともあることがご認識いただいて購入されることをお勧めいたします。こういったデリケートなものはお任せください。
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こちらの写真は袖の部分になります。袖の部分はこういった黒っぽくシミになりやすいです。また茶色くなるパターンもあります。こちらのモンクレール製品の場合、クリーニング前の写真を保存後に、前処理という工程に入っていきます。この前処理がとても大切です。この作業はこの黒い部分をピンポイントで染み抜きしていきます。これをすることにより、クリーニングだけで落ちないシミを落とすことが可能です。こちらのモンクレール製品はアルカリ性の洗剤と油汚れ落としをミックスした液でブラシで擦っていきました。そうすることにより、徐々に汚れが落ちていきました。落ちるまでしっかり人間の手で行うのでほとんどは取れてしまいます。こちらのものもそれにもれずにキレイになりました。袖口は落ちにくいシミなのと、表面だけではなく裏面も汚れがありますので、しっかりめくって両面を染み抜きする必要があります。これをしっかりやらないと表面だけ汚れが落ちて、裏面が落ちないということはよくないことかと思います。PROSHOP HIRAISHIYAでは両面をしっかり落としていきますので、ご安心ください。こちらのシミはキレイに取れましたので、よかったです。
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こちらのモンクレールマークはモンクレール製品にはほとんどついています。モンクレールのシンボル的な存在ですね。こちらのモンクレールマークはおそらくウールでできております。ウールは時間の経過とともに黄ばんできてしまいます。この原因は酸化によるものです。参加してしまったウールはほぼ戻りません。PROSHOP HIRAISHIYAではこういった場合、クリーニング前にある特殊な方法で黄ばみを元に戻す処理を行い、対応しております。元々は白い色なので、できる限り白の状態で出したいですが、酸化した状態はいわば変色した状態になるので、本来であれば戻りません。そのため、できる限りという表現にはなってしまいますが、PROSHOP HIRAISHIYAの場合は処理をおこなっております。こちらのモンクレール製品は写真で見てもらうとわかると思いますが、キレイになったと思います。もともと黄ばんでいるものはほとんど変わらないことが多いです。黄ばみにならない防止策としては汚れを付着させないようにすることが一番で、もしついてしまったらブラッシングすることかと思います。また、シーズンになったらクリーニングすることを強くお勧めいたします。
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