2025/08/27

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール クリーニング

皆さんこんにちは。PROSHOP HIRAISHIYAです。本日ご紹介しますのは、モンクレールのMAYA(マヤ)ダウンクリーニングです。モンクレールのMAYA(マヤ)といえば弊社でも特にお預かりの多いモデルの一つです。そのほとんどがブラックなどの落ち着いたカラーであるため、今回ご覧いただいているイエローはかなりレアなカラーといえるでしょう。こちらは2022-2023年のモデルで、2020年のコレクションの際に山下智久さんがこのイエローを着用されています。モンクレールは定番モデルの人気がとても高いです。ロングランモデルは世代を問わず支持を集め、多くの人を魅了し続けています。MAYA(マヤ)はモンクレールの代名詞ともいえる存在で、無駄のないシンプルなデザインが洗練された印象を与えてくれます。MAYA(マヤ)はモンクレールで長年定番として人気を博した「HIMARAYA(ヒマラヤ)」を進化させたモデルとして2009年にデビュー。ナイロン特有の光沢感やダウンのボリューム感を生かしつつ、高級感が演出されているデザインが魅力的です。体にフィットする丈感とボリュームで、着ぶくれして見えづらいのでスタイリッシュに着こなすことができます。袖にはおなじみのMonclerフェルトロゴ、内側裾にはトレードマークのアニメラベルがあしらわれています。フードはスナップボタンが付いているので簡単に取り外しが可能です。その日のファッションに合わせて着こなしを楽しむことができ、汎用性の高いデザインとなっています。モンクレールといえば充填されている羽毛も高い性能をもっています。モンクレールでは厳しい規格をクリアした羽毛のみを使い、ふっくら保温性の高いダウンを生産しています。この規格をパスした羽毛が使用されていることの証拠として「DIST」と書かれたタグがダウンの内側に縫い付けられています。少し前のダウンは、4つの羽毛(キャトルフロコン)が書かれたタグが縫い付けられていました。こちらも意味合いとしてはDISTタグと同様です。モンクレールダウンが愛され続けるのにはこういったデザイン性の魅力や機能性(保温性)の高さが大きく影響しているのではないでしょうか?さて、ここからはモンクレール、MAYA(マヤ)のダウンクリーニングのビフォーアフターについて詳しく解説をしていきます。シーズン前のケアの参考になれば幸いです。

クリーニング実例概要

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さて、まずご覧いただいているのが検品時の襟周りのお写真です。ダウンをよく見てみると黒ずみとあわせてうっすらシミができているのがわかります。おそらく皮脂汚れや汗ジミかと思われます。これらの汚れはいずれも人の体から分泌されるものですが、汚れの種類(特徴)が異なります。皮脂汚れは油溶性、汗ジミは水溶性の汚れとなり、汚れを落とすのに適した溶剤の種類も変わります。また、襟周りの汚れは皮脂汚れや汗ジミに限らないところもポイントです。例えばヘアワックスやお化粧が付着することもあります。お洋服のお色味によって汚れが目立つものとそうでないものの差がありますが、これらの汚れは黒ずんだり乾いて白っぽくなる場合がほとんどですので、汚れが蓄積すればある程度は視認できるようになります。ブラックやホワイトなどのコントラストがくっきりして見えるものは特に目立ちます。今回お預かりしたような彩度が高めのカラーも、シミや黒ずみが目立ってしまいます。ある程度の期間付着しているため、汚れが繊維に浸み込んで落ちにくくなってしまっていることが予想されます。ではこの汚れがクリーニングでどこまできれいになるのかをご覧いただきましょう。
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こちらがクリーニング後のダウンの襟周りを拡大して写した写真です。全体的な黒ずみやシミが落ちているのがわかります。ダウン(ナイロン)本来の発色や光沢が戻り、色鮮やかな仕上がりとなりました。襟周りの目立った汚れが落ちたのはもちろんですが、ダウン全体のくすみも除去されたことでより一層、色味の変化が顕著になったのではないでしょうか。これは微粒な塵やほこりが取り除かれているためです。襟周りの汚れはダウンをそのまま洗っただけではきれいになりにくいです。そのため、PROSHOP HIRAISHIYAでは、前処理という工程で、より念入りに襟周りの汚れを落としています。前処理というのは、ダウンを洗う前の段階で、特に汚れの目立つ個所について先に溶剤で簡易的な染み抜きをおこなう工程のことです。汚れは性質ごとに層になって付着しています。そのため、一番上の層から順番に汚れを落としていく必要があります。この時、汚れの種類に合わせて溶剤を使い分け、先行して汚れにアプローチすることで、その後のクリーニングでの汚れ落ちが格段に良くなります。この工程は、弊社のクリーニングサービスにおいて標準加工に含まれているものです。
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こちらのお写真は、クリーニング・アイロンがけ完了後のダウンを写したものです。全体のくすみがなくなり、パッと明るくなった印象を受けます。モンクレールの中でも比較的珍しいイエローのダウン。ますます魅力が引き出されたのではないでしょうか。外での着用は、雨や雪にさらされるほか、空気中に舞う塵やほこり、ガスも吸着してしまいます。これらの汚れはなかなか目視では確認しづらいですが、着実にダウンに蓄積しています。長い期間着用を続けていると、徐々にくすみとなって表面化し始めます。さらにこれらの汚れはダウンの中、羽毛も吸着してしまいます。そのため羽毛のボリュームが減少しダウンのハリがなくなってしまいます。ボリュームの減少はダウン本体のシルエットや保温性にも大きく影響してしまいます。クリーニングは「汚れを取り除いてきれいにする」というのが大きな目的ですが、それによって副次的な効果が得られるため、まさに一石二鳥とも言えます。これからシーズンを迎えるというタイミングですので、お手持ちのダウンの点検という意味もかねて、「目立つ汚れはないか」「シミはないか」今一度ダウンの状態を確認してみることをおすすめいたします。
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先ほども軽く触れましたが、ダウンに付着している汚れの中には頑固なもの、除去が難しいものが存在します。その例として挙げられるのが「インク」「嘔吐物や血液」「変色」です。素材の特性上、除去しづらいあるいはできないものが混在しています。これらはクリーニングのほか、有料の染み抜きオプションの利用を推奨するもの、染色オプションの利用を推奨するものなど、汚れの種類や程度によって対応方法が大きく異なります。一概に今回のようにクリーニングのみで落とすことができるとは言い切れないもののため、作業内容や料金に不安がある場合には、事前にお問い合わせ・ご相談いただくことをおすすめいたします。PROSHOP HIRAISHIYAでは、自社ホームページ内にて【無料カウンセリングフォーム】をご用意しております。こちらは24時間いつでもご利用いただけるフォームとなっております。(※回答時間は弊社営業時間に準じます)こちらのフォームはお写真の添付が可能となっているため、該当箇所を撮影したデータが送信いただけます。弊社スタッフがより詳しい状態を把握したうえで回答が可能となりますので、ぜひこちらも併せてご活用くださいませ。
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