2025/01/24

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール しみ抜き

こちらは先日お客様からご依頼のあった珍しいベビーピンクのモンクレールダウンになります。PROSHOP HIRAISHIYAはモンクレールダウンのダウンクリーニングが大変ご好評を頂いております。定番のブラックやネイビーのダウンはもちろん、このような珍しいデザインのモンクレールダウンをお預かりすることも多々ございます。柔らかい色合いがとても素敵なお品物ですが、このような淡いお色ですとやはり気になってくるのは黒ずみや黄ばみかと思います。ホワイトなどの淡いお色味のモンクレールダウンをご依頼される方はクリーニングと併せて首元の集中シミ抜きをご希望されます。こちらのお客様も首元の汚れやくすみが気になるということでご依頼を頂きました。モンクレールダウンで多いのが薄いナイロン生地のデザインですが、今回お預かりしたこちらのダウンも例外ではなく薄いナイロン生地のモンクレールダウンとなっております。特にこういったデザイン性が高いモンクレールダウンだと仕方のないことなのですが、買った当初の綺麗な状態の時は良いのですが、しばらく着ていくうちに汚れが気になり目立ってきた際にメンテナンスに悩まれる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。モンクレールダウンのホワイト・アースカラー系はとても人気があり昨今のトレンドにもなっています。長くきれいに着るためにモンクレールダウンなどのダウンジャケットの汚れにもおすすめなのがウェットクリーニングです。水洗いだからといってご自宅の洗濯機で洗ってしまうのは危険です。知識や技術なく水洗いをしてしまうと、最悪の場合ダウンジャケットとしての役割を果たせないほどになってしまいます。特に高級ダウンといわれるモンクレールダウンは使われている素材が特殊であることが多いため、通常の一般的なクリーニング店でも対応してもらいない場合があります。せっかく高級ダウンを購入したのに使えなくなってしまってはショックも大きいかと思います。そのようなことにならないよう、メンテナンスの際はウェットクリーニングに関する知識があり、信頼できる専クリーニング店へのご依頼をおすすめします。メンテナンスにお困りの際はモンクレールダウンのウェットクリーニングで多数実績を持つPROSHOP HIRAISHIYAへご相談ください。それぞれのモンクレールダウンに適したクリーニング方法をご提案させていただきます。

クリーニング実例概要

1
こちらのお写真はお客様から弊社へ到着したばかりのモンクレールダウンになります。弊社ではダウンの受け取りにはヤマト運輸さんの集荷サービスを利用しております。PROSHOP HIRAISHIYAへモンクレールダウンのクリーニングのご注文をいただく際に、ご希望の集荷日時をお伺いしております。ご指定いただきました日時に集荷を手配し、お客様よりダウンをお預かりする、という流れになっております。弊社に届きましたらご注文時に登録いただいたメールアドレスに到着のおしらせを入れさせて頂きます。届いたダウンの中身に相違がないかを確認し、検品作業へ入ります。今回お預かりしたモンクレールダウンはクリーニングと全体のシミ抜きをご希望でした。スタッフがダウンのシミ抜きの箇所を確認していきます。万が一その他にも修理等が必要な箇所があった場合には、お見積りのご案内と併せて修理等追加でのご提案をさせていただく場合もございます。今回お預かりしましたモンクレールダウンはそのような所見は見当たらなったのでご要望のクリーニングとしみ抜きの作業に入っていきます。しみ抜きのみの受付は致しかねますため、ご依頼の際にはご注意ください。
2
今回お客様がご希望されていたのは襟周りのしみ抜きになります。クリーニング前のお写真がこちらになります。もともとが淡いお色味ですのでわかりにくいかもしれませんが、襟周りが黄ばんでいるのが確認できますでしょうか?襟元の首が当たる部分が薄茶色く汚れてしまっています。女性用のモンクレールダウンに多いのがファンデーションなどの化粧品汚れです。首まわりは化粧品による油分汚れと皮脂による汚れでダブルで汚れてしまいます。その場合まずは職人の手作業で前処理を行って行きます。この工程は手仕上げにこだわるPROSHOP HIRAISHIYAのひと手間です。汚れの内容や素材によって、少し作業工程や使用する溶剤は異なりますが、今回は化粧品などの油分と判断しましたので45℃~50℃のお湯に溶いた専用の油性用洗剤をつけて、油分を溶かしながら専用のブラシでブラッシングしていきます。手作業で時間はかかりますがこのひと手間で仕上がりが目に見えて違ってきます。今回は極めて汚れが目立っていた襟元部分を中心に、シミを前処理と超音波の出る機材をつかって落としていきました。この時点で、目に見える汚れは7割程度落とすことが出来ます。
3
こちらがしみ抜き完了後の同じモンクレールダウンの襟元になります。いかがでしょうか?目立っていた襟元の黄ばみ汚れが綺麗におちて、ダウン本来のワントーン明るい色味を取り戻すことが出来ました。モンクレールダウンの生地の多くは薄いナイロン素材なので、全部を機械まかせでシミ抜きをしてしまうと該当箇所以外の生地を傷めてしまったり、最悪の場合は生地に穴が開いてしまうこともございます。こういった可能性を加味し、状態を見ながら落としていきました。お預かりしたダウンの生地やシミの内容によっては、「これ以上は生地を傷めてしまう」と判断した場合、やむを得ず作業を中断させていただくこともございます。極力はご要望の状態まで近づける努力はしておりますが、その点はご了承をお願い致します。今回、化粧よごれである可能性からこういった処置を行いましたが、ひとつの衣類でもシミの箇所ごとに汚れの成分が違うことは日常茶飯事です。その都度汚れを見極めながら適した溶剤や機械を使い分けながら丁寧にしみ抜きをおこなっていきます。50万着以上のクリーニング実績と、多くのダウンと向き合い続けてきた経験を活かしてしみ抜き作業にあたっています。
4
こちらの写真が、乾燥まで終えたモンクレールダウンになります。このあと仕上がり最終工程の検品を控えています。ダウンクリーニングする前に比べると全体的に本来の色であるベビーピンクへとワントーン明るい仕上がりになりました。ウェットクリーニングをすることにより着用する過程で羽毛がねてしまいボリュームが減少して見えていたダウンですが、クリーニングをすることによってふっくらとボリューム感が増しました。このボリュームを復活させるためにはクリーニング店ならではの業務用の大きなドラム式乾燥機が欠かせません。ウェットクリーニングをした後、生地を傷めないよう一度自然乾燥で生地を落ち着かせドラム式乾燥機に入れていきます。乾燥機を回す際には、特別なボールを一緒に入れ空気を叩き入れながら乾燥させます。これによって羽毛が立ち上がりふっくらとした仕上がりになります。乾燥後は高温の蒸気がでるアイロンで熟練のスタッフが手作業でシワを伸ばしていきます。今年の冬も暖かくお過ごしいただけるのではないでしょうか。ぜひ、気になった方はお気軽に公式サイトまたはお電話でお問い合わせください。ご依頼スタッフ一同心よりお待ちしております。
ダウンのご注文 無料カウンセリング