2024/07/29

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール

こんにちは。こちらのモンクレールダウンコートは先日弊社へご依頼いただいたものです。ナイロンがメインの素材で、全体的に汚れが目立っておりました。特に、襟元や袖口の汗汚れが目立ちました。こういった汚れはPROSHOP HIRAISHIYAの得意とするところです。モンクレールは様々な素材がありますが、特にナイロン系がとても多くなっています。ナイロンの特徴としては汚れが付きやすいが落としやすいというメリットがございます。こちらのシミも襟元や袖口にありますが、比較的取れやすい部類のシミとなります。モンクレールクリーニングはPROSHOP HIRAISHIYAで最も多く受付しておりますので、よごれの付き方の癖というものを熟知しております。モンクレールクリーニングする上では癖を見抜くということも大切になってきます。これがあまりモンクレールダウンを扱ったことがないお店にお願いしてしまうと、トラブルが起きる確率が格段に高くなってしまいます。そもそもドライクリーニングで行ってしまい、あまりよごれが落ちずに仕上がってくるということが多々あります。そうならないためにもお店選びが大切になってきます。PROSHOP HIRAISHIYAは日本屈指のモンクレールクリーニング受注数を頂くお店となっておりますので、安心してお任せいただければと思います。また、ネットと電話での無料カウンセリングを受付しております。豊富なオプションを取り揃えておりますので、モンクレールクリーニングと合わせて擦れて生地の色が白くなってしまった部分のお直しも可能です。モンクレールクリーニングの流れとしましては、お客様から商品をお預かりしたあと、当社のベテランスタッフによる現状の把握とご要望内容の可否を確認し、お見積りをさせていただきます。モンクレールクリーニングについての注意事項とお見積り金額に承諾していただいた後にクリーニング作業へ入らせていただきます。時期によって多少前後しますが、通常は商品のお預かりから出来上がりまで約1ヶ月のお時間を頂いております。モンクレールクリーニングではひとつひとつ素材や付属品をしっかり職人の目で見た上でクリーニング方法や補修工程を決めているため、多少お時間を頂きます事ご理解いただきますようお願いします。お急ぎのお客様は別途オプションにてお急ぎ便も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

クリーニング実例概要

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お客様からお預かりしたモンクレールダウンを見ていきましょう。モンクレールはもともと登山家のための登山用品を製造していた会社でフランス人で、初めてヒマラヤ登山を成し遂げたリオネル・テレイ氏がタックを組み、登山ウェアを作り人気を博しました。今では軽量かつ保温性に長けた機能性が国内外を問わず人気のブランドです。そんな保温性があるダウンのためどうしてもいたるところに汗染みができてしまいます。今回ご依頼頂いたベージュのダウンも一見それほど汚れは目立ちませんが、染みができています。モンクレールダウンで人気のベージュ色ですが、色が淡いためによごれが目立つので当社のモンクレールクリーニングへご依頼を頂くことも多いです。まず、こういう場合は当社の職人による事前処理を行い汚れを落としやすく処理します。この工程は経験を積み知識をもった職人が素材や性質を見極めて溶剤を選び手作業で行います。生地に合わない間違った溶剤を使うと汚れが落ちないばかりか、生地を痛め最悪の場合は着ることができなくなってしまうため大事な工程です。職人が目で見てカルテを作り、お客様と事前に打ち合わせを行なうこともモンクレールクリーニングの基本サービスです。
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次にこちらの裾部分をご覧ください。左側の裾にしみが出来ていることが分かるでしょうか。このような場合汚れが酷い左側の裾と同じ処理を右側にもしてしまうと、生地を無駄に傷めてしまったり生地が破けてしまう原因となってしまいます。特にモンクレールのダウンは他のダウンより特殊な素材や縫製をされていることが多く、通常のクリーニングよりも細心の注意を払わなければいけません。モンクレールダウンの特徴的なしなやかなで上品なデザイン性の高いダウンウェアは一般的なクリーニング店ですと扱いにくいため、ダウンの性質を見抜けずにクリーニング作業を行った結果トラブルが起きてしまうことも多々ございます。同時に汚れに効果的な方法よりも保守的な方法になり、汚れが落とせていない状態で戻ってくることも。せっかく料金を払って依頼したのにその結果では残念ですよね。そこでPROSHOP HIRAISHIYAのモンクレールクリーニングの腕の見せ所です。熟練した職人がカルテを元に状態を確認し、薬剤の配合を変えながら職人の手で丁寧に前処理をしていきます。シミ抜きの効果を実感できることも手作業にこだわるモンクレールクリーニングの技術です。
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こちらは手首周りのよごれを写したお写真です。こちらは裾部分とは違うよごれで油じみが出来ていることが分かります。油じみには油性の溶剤を使いしみ抜きを行なっていきました。先ほどの裾部分のしみは水溶性のしみ抜き剤でよごれが落ちたことからも、この手首のよごれは油じみと断定して良いかと思います。しみ抜きの範囲で収まらない多量の油じみがある場合にPROSHOP HIRAISHIYAでは「特殊2Wクリーニング」というオプションもおすすめです。Wクリーニングというのは”ドライクリーニング”と”ウェットクリーニング”のどちらもでクリーニングを行なう手法でドライクリーニングでは落ちきれないよごれを”ウェットクリーニング”で、ウェットクリーニングで落としきれない油性のよごれをドライクリーニングで落とすことができます。もちろん表面ばかりを綺麗にしただけではクリーニングは終わりません。弊社ではウェットクリーニングを得意としているためクリーニングの幅が広がります。モンクレールクリーニングの中でもウェットクリーニングができるお品物かドライクリーニングが最も適したクリーニング方法を判断し、提案させていただきますのでご安心ください。
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こちらでモンクレールダウンのクリーニングが完了いたしました。今回ご依頼のあったモンクレールダウンは20年物の大切にされていたダウンコートということでした。大切にされていたということが分かる状態の良さでしたが、よごれは少しずつ蓄積されてしまっておりました。実はこちらのモンクレールダウンは希少価値の高い”茶タグ”と言われているモンクレールダウン。2001年8月~2005年12月という短い期間にペッパージャパンコーポレーションが国内代理店として日本で販売したモンクレールダウンです。いつも通り細心の注意を払いながらウェットクリーニングで芯から綺麗に仕上げさせて頂きました。モンクレールクリーニング前と比べると本体表面のツヤが戻り、ボリューム感もふっくら仕上がりました。また今後も大切なモンクレールダウンを使い続けていくためにもこまめにクリーニングをすることで長くお使いいただけるかと思います。PROSHOP HIRAISHIYAのモンクレールクリーニングでは様々なご相談に対応しております。何かダウンの事でお悩みがございましたら問い合わせフォームよりメール、またはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
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