2024/07/10

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール

高級ダウン専門宅配クリーニング店PROSHOP HIRAISHIYAではモンクレールのダウンのウェットクリーニングから修理まで幅広いメニューをご用意しております。モンクレールダウンというと高級ダウンとして有名なブランドがゆえに一般的なクリーニング店では受付時に破損などのトラブル防止のためにクリーニングを受付してもらえないということが多くございます。万が一のことを考えればお客様のためにもお断りするということも、仕方のないことだと思います。弊社のPROSHOP HIRAISHIYAでは創業80年以上の知識と経験をもとにモンクレールダウンのような高級ダウンに特化したクリーニング店ですが、ありがたいことに大変ご好評頂いております。特化型にこだわることでモンクレールダウンを数多く仕上げた経験からモンクレールダウンの特徴を熟知したうえでのクリーニングが可能となっております。例えば、モンクレールダウンのような海外製のダウンは日本の気候やクリーニング方法などに製造国との若干のずれがございます。これはモンクレーのルダウンに限ったことではないのですが、モンクレールの原産国であるフランスは日本と同じく四季があり、国土が広いので地方によって気候は微妙に異なります。特にパリは年間を通して東京より5度位気温が低く乾燥しています。日本に比べて湿度が低いということがポイントになります。というのもヨーロッパのブランドのお品物は作られる過程で湿度というものを考えて作られていないのです。日本の良さは四季折々であるもの梅雨の時期になれば湿気が一気に高くなることはおわかりでしょう。冬に着用したダウンをクリーニングを行なわず、そんな多湿の中に置いておけばすぐにカビが生えてしまいます。冬に着用したモンクレールダウンは暖かくなりダウンの出番が終わった春先にクリーニングに出していただくと良いかと思います。そして、今回ご紹介するモンクレールのダウンクリーニングはこちらのモンクレールの”ファー付きダウンジャケット”です。PROSHOP HIRAISHIYAではこのようにファークリーニングもモンクレールクリーニングと同じく常時受付をしております。今回は、こちらのモンクレールの”ファー付きホワイトダウンジャケット”の”ホワイトダウン専用クリーニング”と”ファークリーニング”の部分にも着目してご紹介していきたいと思います。

クリーニング実例概要

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こちらが今回PROSHOP HIRAISHIYAでお預かりしたモンクレールのダウンジャケットで「BOEDショートダウンジャケット」です。一般的なモンクレールのダウンと比べて一段とラグジュアリーな雰囲気を演出する「BOEDショートダウンジャケット」の魅力は表面の生地の張りと何といってもボリュームのある”フォックスファー”にあります。こちらはモンクレールダウンに多いナイロン製のダウンジャケットで、モンクレールオリジナルの生地である”ロングセゾン”を使用。より一層の高級感とラグジュアリーな雰囲気が感じられます。モンクレールダウンのクリーニングを行なう弊社へのご依頼数はおかげさまで累計500000着にもなります。今回お預かりした「BOEDショートダウンジャケット」は定番品のモンクレールダウンよりも倍近くもする価格帯でモンクレールクリーニングを依頼頂く中でもあまりお目にかかれないお品物です。こちらのモンクレールダウンはファーが取り外し可能となっております。今回はファーのクリーニングも一緒にご依頼を頂きましたので、同じく作業を仕上げていきました。
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PROSHOP HIRAISHIYAではモンクレールダウンを丸ごと水洗いするウェットクリーニングが得意です。高価なモンクレールダウンを水洗いというと心配される方やそもそも水洗いが技術を要するものだと知らない方が多くいらっしゃるかと思います。普段一般的なクリーニング店で高級ダウンを引き受けてもらえて洗うとすれば、”ドライクリーニング”という手法になるかと思います。”ドライクリーニング”とは、水よりも軽い石油系の洗剤を使い洗いあげていくので、油脂系のよごれに効果的で型崩れが心配なデリケートな衣類も優しく洗いあげることができます。しかし、汗よごれやニオイにはウェットクリーニングが抜群に効果的です。ですので、モンクレールダウンのウェットクリーニングを探されてPROSHOP HIRAISHIYAへたどり着く方も多くいらっしゃいます。素材によりウェットクリーニングができないモンクレールダウンについてはドライクリーニングで仕上げていきます。その場合には、ウェットクリーニングに近づけるべく弊社では”汗抜き剤”と言って本来ウェットクリーニングで落とす水溶性のよごれに効く特殊な溶剤をブレンドして洗いあげています。
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ご依頼いただいた「BOEDショートダウンジャケット」の洗いあげる前のファーの写真です。写真を見ても毛並みがごわついている感触で毛同士が固まって束になってしまっていることが分かります。モンクレールダウンなど高級ダウンにはリアルファーがよく使用されています。リアルファーの種類は、コヨーテやラビットなど様々な動物の毛皮があります。PROSHOP HIRAISHIYAでは様々なダウンについているファーを何万着とクリーニングしてきました。特にファーが付いている製品で多いのがカナダグースとモンクレールです。また、ダウンについているファーにはフェイクファー(本物に似せて作られた人工的なファー)とリアルファー(本物)がございます。その他にダウン本体から、取り外しが出来ないもの、取り外し出来る物と2種類があります。今回、ご依頼を頂いたモンクレールのファーはリアルファーで”フォックス”の毛皮を使用されていました。リアルファーは現在、動物保護の観点から使用を取りやめるブランドが多くモンクレールもファーフリーを宣言し、2022年中にファーの調達を中止し、23~24年秋冬をファーを使用する最後のシーズンとする予定とされています。
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こちらがモンクレールダウンのファークリーニングが仕上がったお写真です。見違えるようにふわふわのファーへと仕上がったとは思いませんか?ダウンについているファークリーニングには大きくわけてクリーニング仕方が2つに分かれます。それは取り外しが出来るファーと取り外しが出来ないファーです。取り外しが出来るファーのクリーニング方法はモンクレールダウン本体をウェットクリーニングで行ない、ファー自体はドライクリーニングで仕上げます。このような流れが一番オーソドックスなモンクレールクリーニングになるかと思います。仕上げた後は湿度と温度が管理された自然乾燥ブースで根元までしっかりと乾燥させたあとクリーニング職人の手で丁寧にブラッシングをしていきます。ファーはあまりよごれていないよう見えるので、いつクリーニングへ出していいかわからないといった方も多いと思います。実際に弊社へご依頼頂くお客様の中にはファー付きのモンクレールダウンで、クリーニングはされない方も一定数いらっしゃいます。特に肌に当たる部分の毛皮は汗や皮脂よごれが付いていますから、モンクレールダウンダウン本体と同じく定期的なクリーニングをおすすめいたします。
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