2021/08/01
ブランド別実例タトラス 専用クリーニング
タトラス
タトラスクリーニングの模様を今回は見ていただきます。こちらタトラスクリーニングはPROSHOP HIRAISHIYAで4番目に多く出るブランドです。とても人気が高くバリエーション豊富なのがタトラスです。タトラスの代名詞といえばウール素材やナイロンが多いです。こちらのタトラス素材もナイロンです。そしてこちらはタトラスクリーニングの中でも珍しいMA1からなっております。MA1とは、形状の事をいい、とても人気の形状で、もとは軍モノの名前として呼ばれておりましたが、今では様々なブランドが基本の形状として各社アレンジして出しています。タトラスではこういった形は珍しいと思います。通常高級ダウンクリーニングの中でもこういった形状のものは未だかつてほとんど見たことがなかったです。そのため、タトラスクリーニングをして今回初めてわかりました。タトラスクリーニングの特徴といえば、軽さというのが売りだと思いますが、こちらは表面の生地がしっかり作られているので、タトラスにしては珍しく衣類の重さがそれなりにあります。裏地にダウンが入っていて表面生地が他の素材という場合は、たいてい重さはついてしまいます。その点、冬場には防寒の機能が増してくると思います。また、タトラスの特徴といえばデザイン制です。タトラスは高級ダウンクリーニングの中でもチャレンジ精神旺盛というのがPROSHOP HIRAISHIYAの感想です。それはたとえばどういうことかというと、タトラスの形状はMA1は初めてとして珍しい形状のものが多いです。そのため、独特の製品のものが多いのが特徴です。しかし、もちろん、スタンダードな部分も押さえてあるので、好きな人にはたまらなくすくという感じでは無いでしょうか?タトラスクリーニングはPROSHOP HIRAISHIYAで年間約1,000着以上は行っておりますので、タトラスの種類の多さを実感しているのはタトラスを販売しているお店の方についで種類を知っているのではないかと思います。もしくはそれ以上に、店員さん以上に過去のものまで取り扱いますので、中途で入社したタトラスを販売されている店員さんよりPROSHOP HIRAISHIYAのほうが詳しいかなといった感じです。上記でも述べましたがタトラスは基本、高級ダウンの中でも突出して軽いものが多いです。これはどういうことかというと、機能性を重視しているといえるのですが、これをじつげんするためには上限があります。それは全体的に素材を軽いものを使うといったりします。そのため、生地が軽いということは逆に脆いという部分もありまして、それが帰ってタトラスクリーニングをしている立場の人間からすると大変だったりします。タトラスクリーニングをしていると気をつけなければいけないポイントがあります。それは軽いというのが原因と一概には言えませんが、裏地の縫込みが他の高級ダウンと比べて浅いというのがタトラスクリーニングをしている立場の人間としての特徴です。タトラスクリーニングをしている方がこれを視れば「わかる!」といってもらえるのでは無いでしょうか?というのは具体的にいうと、タトラスクリーニングをクリーニングしていると通常では起こらない裏地の縫い目が避けてしまうといった現象がとても多く出てきます。これはタトラスクリーニングをドライクリーニングしているだけでは起こらないと思いますが、PROSHOP HIRAISHIYAのようにウェットクリーニングをしていると特に起こりやすくなっております。タトラスクリーニングをして、ワッシャーからあげると、中の裏地の部分はさけて上がってくるというのが度々あります。これは明らかに縫込みが浅いためだとおもわれます。明らかにというのは他の高級ダウンクリーニングも同じクリーニング方法をとっておりますが、そういったことはまず起こりえません。其のため、現在は、タトラスクリーニングに対してはPROSHOP HIRAISHIYA独自の25℃特殊柔らかクリーニング方法を取って、その避ける症状を防ぐことに成功しております。これをしないとタトラスクリーニングをしているとほぼ裏地がさけてしまいます。そうなった場合はお直しが効くのですが、これの手間がとてもかかるため、そうならないように研究を重ね、現在はそうしないでタトラスクリーニングできるようになりました。これを行えるまで研究を重ねたので、現在になるまで時間と労力とお金をかけてなんとかなりましたが、そこまでにはとても神経を使いました。そのため、PROSHOP HIRAISHIYAではブランド毎に作りに傾向が見られるため、ブランド毎に洗い方を変えております。其の中でも特にこのタトラスクリーニングは最重要注意衣類ブランドとなります。タトラスの生地はとにかくデリケートです。とても大変なので、部分、全体、生地の強さ等をすべて細かくチェックしてからタトラスクリーニングに入ります。また、こちらの場合はフードに紐がついているタイプなので、こういった紐もしっかり保護してタトラスクリーニングしないと破損の原因になりますので、気をつけて洗いにかけていきます。そうして前集中してタトラスクリーニングしていってようやく完成になります。途中、タトラスクリーニングをした跡でもあまり出来が悪い場合は再度タトラスクリーニングし直して対応していきます。それくらい細かく見ております。仕上げる時にチェックして、梱包する時にチェックしてと。そしてどこかで気になった場合はすぐに対応していきます。何人ものチェック体制でしっかりしたものをお客様に届けるのがPROSHOP HIRAISHIYAの使命です。人間が行うことなので、間違ってということはなきにしもあらずです。本当はあってはならないのかもしれませんが、ミスは起こることはあります。そういった時のために何重にもチェック体制を作ったのです。そうして間違いを少しでも減らすことが何よりも大切なのです。PROSHOP HIRAISHIYAでは徹底的にそういったミスを無くす努力をしております。そうしてより完成度の高いタトラスクリーニングを目指しております。それではタトラスダウンクリーニングの模様を見ていただきましょう。