2024/02/07

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール

こんにちは。高級ダウン宅配クリーニングの専門店PROSHOP HIRAISHIYAでは、日本で一番多くモンクレールクリーニングの受注を頂いております。弊社が今回ご紹介するのは、モンクレールのダウンジャケットです。モンクレールダウンのクリーニングと合わせて縫製修理のご依頼も頂きました。高級ダウンであるモンクレールのダウンジャケットはどの角度から見ても美しいシルエットが人気です。こちらのモンクレールのダウンジャケット「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」というシリーズのモンクレールダウンになります。「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」とは2018年2月にスタートした、モンクレールが世界から有名クリエイターを迎え、各デザイナーが1つのコレクションを発表していくというプロジェクト。世界各国の有名アーティストやデザイナー、企業を迎え、“1つのメゾン、異なるボイス”をコンセプトにしています。アート、デザイン、エンターテインメント、音楽、スポーツ、カルチャーが交わり、可能性の限界にチャレンジする壮大なプロジェクトです。ちなみに2018年2月にスタートしたこのモンクレール ジーニアスには、世界から8人のファッションデザイナーが参加しています。日本からはフラグメント(fragment)の藤原ヒロシ、ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)の二宮啓が抜擢されました。そして、今回お客様からご依頼のあったこちらのモンクレールダウンはその藤原ヒロシさんのコラボ企画である「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ」の2019年秋冬コレクションのお品物のひとつです。こちらのダウンは広告で人気俳優・歌手の山下智久さんが着用していることも話題となりました。様々なクリエイターとコラボするト「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」のダウンはPROSHOP HIRAISHIYAでも拝見することが度々ございます。一般的に販売されているダウンとは異なり、デザイン性に特化しているというところでは時にクリーニング店泣かせ。なところも正直あるこちらのモンクレールダウンですが、そのような点も踏まえて今回のモンクレールクリーニングをご紹介させて頂ければと思います。では、早速お預かりしたモンクレールダウンを紹介していきましょう。

さらに、軽量で薄手の生地感ですが、詰め物の高級ダウンを惜しげもなく使用しているとあってとても暖かく保温性が高いことも有名です。また、表面には水や汚れから生地を保護する為にテフロン加工が施されているので、雨や雪の日も使いやすいのも嬉しいですね。モンクレールのダウンコートの歴史は古く1952年にグルノーブルで創業しました。ブランド名の由来はグルノーブルからほど近い「モネステ・ド・クレァモン」という小さな町の名前を略してモンクレールと名付けられたそうです。もとは登山家のシェラフやテントを製造していたようですが、モンクレール創業当時は山の上にある小さな工場で労働者を寒さから守るために考案された「着る寝袋」のようなものを作ったことがモンクレールダウンの始まりとされているそうです。今回はモンクレールの通常クリーニングとファスナートップが取れてしまったということでファスナートップの修理も行っていきます。モンクレールのクリーニングを行うPROSHOP HIRAISHIYAではお客様の要望に合わせて修理や専用オプションなど様々なメニューをご用意しております。ブランド毎のメニューやオプションを組み合わせて、オーダーメイドのようなモンクレールクリーニングをお客様へご提供させていただいております。

クリーニング実例概要

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早速お預かりしたモンクレールのダウンジャケットを見ていきたいと思います。こちらのモンクレールダウンは「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」というモシリーズの2019年秋冬コレクション「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ」のお品物です。先ほどご紹介した通り「MONCLER GENIUS(モンクレール ジーニアス)」とは2018年2月にスタートした、モンクレールが世界から有名クリエイターを迎え、各デザイナーが1つのコレクションを発表していくという一大プロジェクト。世界各国の有名アーティストやデザイナー、企業を迎え、“1つのメゾン、異なるボイス”をコンセプトにしています。これまで、ヴァレンティノ(VALENTINO)のピエールパオロ・ピッチョーリをはじめ、クレイグ グリーン(CRAIG GREEN)のクレイグ・グリーンらが参加してきました。その中で藤原ヒロシさんが披露したモンクレールダウンのひとつがこちらのオレンジ色が鮮やかなデザインの「アンリオ」です。背中の文字の”FRAGMENT”とは藤原ヒロシ氏率いるデザイン集団「fragment design」からきています。
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モンクレールダウンジャケットの背面の写真です。一般的なシリーズのモンクレールダウンにはない奇抜なデザインがさすが、モンクレールジーニアスシリーズです。今回のご依頼はモンクレールクリーニングと修理でしたので、まずはクリーニングが可能かどうかの確認をしていきます。モンクレールクリーニングを主にご依頼頂くPROSHOP HIRAISHIYAでは”ウェットクリーニング”を得意として行なっております。弊社がウェットクリーニングにこだわる理由のひとつとして汚れ落ちの違いにあります。一般的にクリーニング店では”ウェットクリーニング”と”ドライクリーニング”というものがあります。ウェットクリーニングは汗や臭いなの水溶性の汚れ落ちが良く型崩れしやすい、ドライクリーニングは型崩れしにくく、皮脂などの油よごれに効果があるとされています。こう見るとドライクリーニングの方が勝っているように見えるのですが、実はドライクリーニングでは落としきれないよごれはダウンジャケットに日常的によく付くよごれ、臭いであるといった点でウェットクリーニングが遥かに効果的です。今回、お預かりしたダウンも例外ではなくウェットクリーニングで進めることになりました。
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こちらの写真は今回モンクレールクリーニングと合わせてご依頼いただいた背面の”レタリング”の修理希望箇所です。MONCLER&FRAGMENTと背中のデザインがインパクト大なお品物ですが、今回の修理依頼はこのレタリング部分にございます。よく見るとアルファベットのMの左端の縫製が裂けてしまい中のダウンが出てきていることが分かります。こちらのモンクレールダウン、背面のダウンにアルファベット型を打ち抜きまた同じようにアルファベット型に白色の生地を切り抜いたものを縫製しているような造りでございます。スタイリッシュなデザインを表現するためでしょうか、縫い代(縫い目より余分な生地)が必要以上に少なくこれでは着用したときの負担に縫い目が耐えきれないような造りでした。購入されるお客様もこのような造りとは分かる訳もないので普段通りに着用してこのような状態になり驚かれていました。弊社では偶然か同じ症状のモンクレールダウンを1~2週間ほどで3着もご依頼を頂きました。この数を少ないと取るか多いと感じるかは個人の感覚にはなりますが、この症状はこのデザインのダウン特有の症状となるため気を付けた方が良いことは間違いなさそうです。
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修理が完了したお写真です。元のフォルムを壊さないように慎重に縫い込んでいきました。今回のモンクレールダウンはダウンパックと言ってダウンを重鎮した袋がはいっておらず、生地一枚の下は中身のダウンとなっておりました。中のダウンが外に出てきており、修理しなければ着用できないといった状態でした。モンクレールのダウンは軽量で高密度に織られた日本製のナイロンや断熱性が特徴の高品質なホワイトグースダウンまで、世界中から調達した最高級な素材を使用して作られています。しかし、今回のようなモンクレールジーニアスなどデザイン性を追及したものに関しては通常のクリーニングができなかったり、最悪破損等のトラブルになってしまう場合も。一般的なクリーニング店でも最近モンクレールのような高級ダウンを受付し始めているところも多いですが、限定品のモンクレールダウンについて知識があるクリーニング店は多くありません。モンクレールを知り尽くした弊社だからこそ、安心してご依頼を頂けるモンクレールクリーニングをご提案いたします。PROSHOP HIRAISHIYAでは修理のみのご依頼も可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
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