2023/11/22

ブランド別実例モンクレール 専用クリーニング

モンクレール

高級ダウン専門宅配クリーニング店PROSHOP HIRAISHIYAではモンクレールのダウンのウェットクリーニングから修理まで幅広いメニューをご用意しております。モンクレールダウンというと高級ダウンとして有名なブランドがゆえに一般的なクリーニング店では受付時に破損などのトラブル防止のためにクリーニングを受付してもらえないということが多くございます。万が一のことを考えればお客様のためにもお断りするということも、仕方のないことだと思います。弊社のPROSHOP HIRAISHIYAでは創業75年以上の知識と経験をもとにモンクレールダウンのような高級ダウンに特化したクリーニング店を営んでおります。特化型にこだわることでモンクレールダウンを数多く仕上げた経験からモンクレールダウンの特徴を熟知したうえでのクリーニングが可能となっております。例えば、モンクレールダウンのような海外製のダウンは日本の気候やクリーニング方法などに製造国との若干のずれがございます。これはモンクレーのルダウンに限ったことではないのですが、モンクレールの原産国であるフランスは日本と同じく四季があり、国土が広いので地方によって気候は微妙に異なります。特にパリは年間を通して東京より5度位気温が低く乾燥していますが、南部は温暖です。日本に比べて湿度が低いということがポイントになります。というのもヨーロッパのブランドのお品物は作られる過程で湿度というものを考えて作られていないのです。日本は季節はあるもの梅雨の時期になれば湿気が多くなることも。冬に着用したダウンをクリーニングを行なわず、そんな多湿の中に置いておけばすぐにカビが生えてしまいます。そんな時にはカビに有効なウェットクリーニングがPROSHOP HIRAISHIYAでは得意とするクリーニング方法ですし、モンクレールのダウンに合った防カビのオプションをご提案することも可能です。そして、今回ご紹介するモンクレールのダウンクリーニングはこちらのモンクレールのメンズダウンジャケットMONTGENEVRE(モンジュネーブル)です。モンジュネーブルは、フランスのスキーリゾートの名を冠したモデルで形とすればモンクレールのナイロン製ダウンで定番人気のMAYA(マヤ)に似たような形をしております。今回は、このモンクレールのモンジュネーブルのご依頼についてご紹介していきたいと思います。

クリーニング実例概要

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こちらが今回PROSHOP HIRAISHIYAでお預かりしたモンクレールのウールダウンジャケットでMONTGENEVRE(モンジュネーブル)です。一般的なモンクレールのダウンと比べて大人っぽい雰囲気を演出するMONTGENEVRE(モンジュネーブル)の魅力は表面の生地であるウールにあります。モンクレールダウンに多いナイロン製のダウンジャケットではなくウール(羊の毛)が使われていることにより、より一層の高級感と都会的な雰囲気が感じられます。モンクレールダウンのクリーニングを行なう弊社へのご依頼数はメンズ物のモンクレールダウンで定番モデルのMAYA(マヤ)と並ぶほどの数をご依頼いただきます。しかしながら、素材によってクリーニング方法が異なってくるため注意が必要です。ウール素材がメインの衣類に関しては、水洗いが出来ないため基本的に”ドライクリーニング”でのご対応となります。なぜなら、ウールは水洗いすると繊維同士が絡み合って縮んでしまい、型崩れやシワも残りやすい素材です。また、一度縮んでしまった繊維を元に戻すこと不可能です。よってウール素材のモンクレールダウンはドライクリーニングでご対応させて頂いております。
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最初に申したようにウェットクリーニングを希望されてPROSHOP HIRAISHIYAへたどり着く方も多くいらっしゃいます。それは、ウェットクリーニングがドライクリーニングより清潔な仕上がりになるということをご存じだからだと思います。せっかくウェットクリーニングを目的にPROSHOP HIRAISHIYAを選んだのにドライクリーニングでは、と思う方もいらっしゃるかもしれません。では、ドライクリーニングだから汚れ落ちが良くない。のかというとPROSHOP HIRAISHIYAのドライクリーニングはそんなことはありません。ドライクリーニングというのは水よりも軽い石油系の洗剤を使うことにより生地を優しく、脂溶性のよごれに強く洗いあげることができる特徴があります。それだけでは単なるドライクリーニングと変わりなくなってしまうので、よりウェットクリーニングに近づけるべく弊社では”汗抜き剤”と言って本来ウェットクリーニングで落とす水溶性のよごれに効く特殊な溶剤をブレンドして洗いあげています。ウェットクリーニングが目的でウール素材のモンクレールダウンをお預け頂いた方にも満足していただけるように配慮しております。
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ご依頼いただいたMONTGENEVRE(モンジュネーブル)は袖口と襟に穴が空いておりそちらの修理も合わせてご依頼を頂きました。このモンクレールダウンのクリーニングと合わせて縫製修理をご依頼いただけるのはPROSHOP HIRAISHIYAの強みでもございます。ウール素材を使用したモンクレールダウンは縫い目のあたりから擦り切れてしまう症状が多く頻繁にご相談を頂きます。モンクレールダウンのようなウールはニットのような太く編まれたものとは違い薄いため擦れに弱く負担の掛かりやすい袖口は特に穴が空きやすい印象です。このような場合の修理方法にはウールならではの”かけつぎ修理”とモンクレールダウン本体から布地を持ってきて被せる”あて布修理”の二つが可能です。しかし、今回は袖口の擦り切れ範囲が広くかけつぎ修理では高額になってしまう事、修理後には再発防止のためにもある程度の強度が必要な部分であることから”あて布修理”をご提案させて頂きました。あて布に使う生地は基本的に見えない部分、特にポケットの中から切り取ります。中といっても縫い目をほどき、縫い目より奥の布を切り取るため修理後の機能性や見た目にかかわる傷もございません。
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モンクレールダウンの襟元の修理も袖口の修理と同じくポケット部分から取り出した生地で修理を行なうことが出来ました。どちらの修理後も違和感のないお仕上がりではないでしょうか?ナイロン製のモンクレールダウンに比べてウールの質感は馴染みやすいということもあるかもしれません。ナイロン製の生地を使用したモンクレールダウンと比べ、扱いに注意が必要なウール素材のモンクレールダウンですがウェットクリーニングができない(お勧めできない)。擦れ傷や穴が空きやすい。などマイナスな面ばかりをご紹介してきましたが、もちろんウールには良い部分の方がたくさんあります。ウール素材はそのものも断熱効果が高く、コットンの半分、ナイロンの5分の1の熱伝導性しかないため相乗効果により温かさが保たれます。 また、ウールには抗菌・免疫機能があり、臭いの原因となる細菌の繁殖を抑えクリーンな状態を保ちます。こんな優れた機能もあるんです。モンクレールダウンに限らず、素材の性質を知った上で自分のライフスタイルに合った衣類を選択することが大切ですね。以上、ウールの場合のモンクレールクリーニングと修理箇所2点についてご紹介させていただきました。
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