2022/03/09

ブランド別実例高級ダウン 専用クリーニング

ルイヴィトン

こちらはLOUISVUITTONのダウンになります。表面は面が少し含まれている素材で、モンクレールやその他の素材になり特殊な珍しいものになっております。こういった特殊なクリーニングは特に慎重に行わないと風合いが悪くなったりすることがありますので、そういった部分をきをつけて行わないといけません。特に部分的に素材が違っておりますので、こういった素材はそれぞれの素材に伸縮率があり、それに合わせて縮んで行く傾向にあるので、糸引とうがどうしても起こりやすくなります。そういったことがないように慎重にクリーニングすることとが大切なってきます。PROSHOP HIRAISHIYAでもっとも大切にしているのが、風合いを損ねないことです。これはもっとも大切にしなければならないことの一つです。これはどういったことかというと、ダウンには汚れやシミ等がついたりしますが、それを落とそうとして、無理をして風合いを損ねたりすることを防がなければなりません。これが最も大切なダウンを洗う上で大切にしていることです。まずは風合いが一番。その次に汚れ等を落とすことになります。ダウンは特に一般の衣類にくらべて風合いやチヂミが起きやすいため、気をつけてみていないといつの間に変化しているということがあります。そういったことを極力なくすためには特殊な洗い方をしなければなりません。ただ、クリーニングを気をつけるだけではだめです。こういった高級ダウンはよきせぬ事が起こることが多々有り、そういったことはプロのクリーニング屋さんでもわからないことが多いです。そういった場合に、どうしたらいいのかというと、やはり経験しかありません。そうなった時に、高級ダウンをあまりしたことが無く、量販店のもののみしか行っていないとなると、肝心なときに大事なミスやよきせぬ事に対しての対応ができない場合があります。そういうことがないように経験を積んだクリーニング店で無ければなりません。PROSHOP HIRAISHIYAは年間、高級ダウンを5000点以上を請け負っており、そういった中には事故になってしまうことも極稀にあります。そういった場合の大抵はよきせぬ事が大半です。そういう経験がいざ大切なダウンになった時に出てきます。例えば、これは以前行ったことがあると思って、今回のはこうしよう等の対応が出来てくるわけです。では今回のLOUISVUITTONのダウンについて対応を見ていきましょう。

クリーニング実例概要

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今回のLOUISVUITTONのダウンの場合は表示がドライクリーニングのみとなっております。そのため、本来であればドライクリーニングをするのがメーカーのことを素直に聞く場合は正解です。しかし、この洗い方では正直にいうと汚れはまったく落ちないのです。これを知らないでクリーニングすると、クリーニングした気になってクリーニングから帰ってきた後に着続けているといつの間にか部分的に変色してしまったり、汗や菌の臭いでひどくなったりします。これは時間が経てばたつほどひどくなっていくので、購入当初でのクリーニングでは気づきづらいです。時間が経てば、徐々に汚れや臭いの成分が蓄積されて表面化してきます。そうならないために早めに対応をしなければなりません。そうならないようにクリーニングしているのがPROSHOP HIRAISHIYAのウェットクリーニング特殊製法です。この方法はドライクリーニングの10倍の洗浄力を持つとされる方法で、その力のとおり、汚れ落ちが抜群にいいです。例えば、ダウンは保温性がいいため、中に汗や汚れが溜まりやすく、蒸れて臭いや菌の繁殖の原因になったりします。この場合、ドライクリーニングですと、汚れがほとんど落ちないでそのままに仕上がってきます。しかし、これをPROSHOP HIRAISHIYAでウェットクリーニングすると、汗や汚れのほとんどを除去し、菌を除菌し、尚且、臭いの元も取ってしまうというわけです。
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こうやって行ったダウンは臭いや汚れをきれいにとった状態で上がってきますので、すべてにおいて清潔と綺麗さを保ったまま次のシーズンまで待つことが出来ます。これを表示通りのドライクリーニングで行ってしまうと、一見クリーニングしたかのように感じてしまいますが、実は汚れが残っているということが多々あります。そういった事が無いためにPROSHOP HIRAISHIYAではウェットクリーニングにこだわって行っております。実はこれをしないクリーニング店がとても多いんです。というのも先程も述べましたが、メーカーの表示がそうなっているためでもあります。また、ウェットクリーニングした経験があまりないため、したくても出来ないというパターンも非常に多いです。しかしPROSHOP HIRAISHIYAでは年間に5000着のダウンをクリーニングしてきた実績があるため、独自のクリーニング方法を確立しており、ウェットクリーニングが可能となっております。そのため、こういった特に何十万もする高価なダウンに関しては慎重にクリーニングを選ばないと何年か後に違いがはっきりと出てきます。
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また、こういった高価なLOUISVUITTONのダウンでもクリーニング前にはこのように隙間から怪我出てきてしまっています。これはダウンによくある状態ですが、縫い糸の隙間から出てくる症状です。これはダウンを着用していれば避けて通れない症状となります。ではどうなってこの毛が出てきてしまうかですが、それは中の羽毛が劣化してくると買った当初よりも羽毛が細くなってきます。その細くなった毛が中から出てくることによりこのような症状になります。一度出てきだしたということは、すでに中の羽毛が劣化仕掛けてきている合図ですので、進行を止めることは出来かねます。唯一の解決策としては修理で一度すべての部分を分解し、中にはいっているダウンパックの縫い目をさらに細かくして細くなってしまった羽毛を出さないようにするという方法が可能です。この方法はとても難しく、一度全体の縫い目をほどいてから行うため、時間と料金がそれなりにかかってきます。金額でいうと約30,000円はかかると思ってもらっていいと思います。もしどうしても気になるという方はご相談下さい。このおなし方法は他店様では難しいPROSHOP HIRAISHIYA独自の修理方法となります。もちろん、修理跡はまったくわからなくなります。
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こちらのお客様のLOUISVUITTONのダウンは今回そういったご注文は無かったのですが、いつでも受付は可能となります。こちらのところも縫い目から出始めているのが分かると思います。このように徐々に出てきます。一度出始めるとどんどん出てきてしまいます。自分でできる対応としては特に無いのが悲しいところです。PROSHOP HIRAISHIYAでは出荷時にできる限り羽毛は取るようにしておりますががそれにも限度がありますので、できる限り可能な範囲までとさせて頂いております。ご了承願います。実際にできる限り取ってお出ししておりますが、どうしても抜いても抜いても出てくるため、根気のいる作業になります。すべて手作業ですので、とても大変なのです。一着取るのに30分以上はかかりますので、実はクリーニング屋さん泣かせだったりするんですね。それでもPROSHOP HIRAISHIYAではそのまま出すわけにも行きませんので、時間を惜しまずに行っております。こんな感じで高級ダウンにはそれなりの独自のやり方で行っているんですね。高級だからこんなこと起きないはずだってことは決してなくて、ダウンの根本の作りは一緒の場合が多いので、起こる症状も似ていたりします。そのため、ダウンに特化したクリーニング店選びはとても大切だと思いますので慎重にご選択くださいますようお願いいたします。
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