2021/06/16

ブランド別実例ノースフェイス 専用クリーニング

バルトロ

バルトロクリーニングといえばPROSHOP HIRAISHIYAにお任せください。PROSHOP HIRAISHIYAではバルトロクリーニングの受注数が月間300着を超えております。これは日本一なのでは無いでしょうか?バルトロクリーニングといっても、それだけではなく、バルトロクリーニングと直し、バルトロクリーニングとリフォーム、バルトロクリーニングと染み抜き、バルトロクリーニングと特殊汚れ等のオプション依頼もセットで頼まれる方がたくさんいらっしゃいます。中には、同業者の方のご依頼も多数受けているのがPROSHOP HIRAISHIYAです。全国のクリーニング屋さんの最後の砦と申しますかPROSHOP HIRAISHIYAでだめならどこに出しても駄目だと言われるくらいになるべく毎日精進しております。バルトロクリーニングをしているとバルトロの特徴というものがわかってきます。バルトロクリーニングで一番特徴を感じるのは、ボリュームが他の高級ダウンよりあるという点がまず浮かびます。また、バルトロは素材の特性上、袖裏等に毛玉みたいなすれができてしまうのもバルトロクリーニングをしていると感じます。これはお直しが難しいです。また、バルトロクリーニングをしていると多く受けるのが胴体のどこかに穴があいてしまったというケースです。これはPROSHOP HIRAISHIYA独自の貼り付け修理で対応可能です。バルトロは高級ダウンの中でも珍しく中の羽毛が100%ではなく、特殊素材がダウンの中に含まれており、これがボリュームアップ、特殊な風合いを醸し出しております。通常ですとモンクレールやカナダグースやタトラス等の中味は100%と羽毛(ダウン)なのですが、バルトロのみ羽毛と混合して人工素材が入っているのがこのバルトロの特徴です。この成分が特殊染み抜きするときに少し厄介だったりします。そのため、他の高級ダウンクリーニングとクラべて染み抜きが大変になります。染み抜きした時点で生地が特殊反応してしまい、輪染みのような跡が残ってしまったりします。そのため、素人の方はあまり手を出さないほうがいいのと、クリーニング屋さんでもあまり経験が無いところに頼むと破損やシミになって帰ってきたりします。というのも以前、PROSHOP HIRAISHIYAではバルトロクリーニングをしている最中に、特殊染み抜きをして跡が残ってしまったことがあります。また、バルトロクリーニングのご依頼をたくさん受けているので、酸いも甘いも味わっていて経験は十分にあります。今でもバルトロはPROSHOP HIRAISHIYAの工場内に飾ってありますが、それくらいデリケートなダウンの一つです。それと同時にバルトロクリーニングは難しい部類の高級ダウンクリーニングの一つでもあります。バルトロの特徴の一つは2色の色をかけ合わせて作ったデザインが特徴です。これがまたクリーニング屋さん目線では厄介だったりします。というのはバルトロクリーニングをするときにたまに特殊PROSHOP HIRAISHIYAオリジナル漂白をかけるときがあるのですが、それを行うと2色で作られているため、片方の色にもう一方の色が移染してしまうことがあるのです。こうなってしまうと直しようがありません。そのため、漂白するときはバルトロクリーニングをした後に行うのですが、つきっきりでバルトロに付き添っていないといけません。もし少しでも移染の気配を感じたら直ちに漂白をやめないといけません。この漂白をしなければいいではないかとおっしゃられる方もいるかもしれませんが、全体に付いたシミを染み抜きする場合はこの方法が効率的かつ有効なので、行う場合があります。そのために気をつけて行わないと直しが効かない症状になってしまいます。料金的にも部分的に染み抜きを行うと料金が加さんでしまいます。そのため、全体漂白のほうが全体を落とすのに効率的です。しかしこれは高温で全体を処理するためにつきっきりで見ていないと衣類の変化に対応できません。これはいくら何十年とクリーニングを行っていてもやってみないとわかりません。というのは毎年新製品、新素材が出てきているので、過去の技術じゃ通用しないことが多いからです。そのためにバルトロクリーニングを初め高級ダウンクリーニングの技術は毎年進化していないと今の現代の素材の進化のスピードについていけなくなるのです。その点ではPROSHOP HIRAISHIYAが言いたいのは経験を沢山しているところにはかなわないということです。これがたとえ、70年の高級ダウンクリーニングの歴史があろうと、70年前の技術じゃ通用しません。現在、どれだけバルトロクリーニングはじめ高級ダウンクリーニングを受けているかがもっとも重要になるわけです。そのために、過去の技術も大事ですが、一番は現段階でバルトロクリーニングの技術がどれだけあるか、どれだけ毎日受注してバルトロクリーニングしているかが最も重要になるわけです。その点、PROSHOP HIRAISHIYAでは毎日20着以上のバルトロクリーニングをしており、年間ですと1000着以上のバルトロクリーニング、高級ダウンにしますと年間7000着以上の高級ダウンクリーニングを請け負っているので、最新の素材、最新のクリーニングをリアルに学んだ技術が生かされております。したがいまして安心してバルトロクリーニングをお出しいただけると幸いです。実はバルトロクリーニングを請け負っていて過去に破損してしまったことも有りました。その時は、使っては行けない薬品を使って、素材を破損させてしまったのです。現在はその経験を活かし、その薬品は使っておりませんが、これは行ってみないとわからなかったため、本当にバルトロクリーニングは慎重に行わないとだめになってしまうんです。これはリアルの体験をしたPROSHOP HIRAISHIYAならではの言葉です。その時は心臓が止まるくらいのショックを受けるわけです。なんといってもお客様の宝物のバルトロを破損させてしまったけですからショックははかりしれません。もちろん、お客様もショックだと思います。しかし、それと同等かそれ以上にショックを受けるのはクリーニング店なのです。もちろん、怒られますし、賠償になるわけですからショックは大きいです。しかも、なんとかしてキレイにしてあげたいと思って行った行為でそうなってしまうと、なんだかとてもやりきれない気持ちになるわけです。しかしそのショックをいつまでも表にだしてはいられませんので、しっかりそこからお客様に対応させていただきます。だれもそうしたくてしたんじゃないのですが、お客様の気持ちとしてはどうしてくれたもんだとなるわけで、二重三重にショックなんですね。なので、もう二度とこういうことがないようにとその当時のバルトロは工場内に飾ってあります。これは毎日気持ちを引き締めるためにわざとみんなが目にするところにおいてあります。こうすることによって初心をわするべからずの精神で行こうと思っております。そうやって毎日、気持ちを引き締めてバルトロクリーニングはじめ高級ダウンクリーニングを行っております。そのため、そんなにかんたんに安くうけることはできません。我々はお客様の宝物を扱わさせてもらっているのです。安価に受けて、適当にそれなりに仕上げることはできませんし、それは許されないのです。そのために毎日進化しながら行っております。そうして今があります。

クリーニング実例概要

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それでは話が長くなりましたが、バルトロクリーニングの状態を見ていきましょう。今回のは黒とグリーンの掛け合わせ色バルトロクリーニングです。これはバルトロの中でも多いタイプですね。バルトロといえば、2色に組み合わせて作ってあるものがほとんどです。こちらの黒の部分はシミがあまり目立ちませんが、グリーンの部分はシミが付くと多少目立ちますので、その部分をメインにチェックしていきたいと思います。シミがある場合はご覧の通り、赤いタグに細かく状況を記入していきます。そしてバルトロクリーニング前にどんな状態だったかをしっかり明確にしてからクリーニングに入ります。そのためバルトロクリーニングする前から作業は始まっております。こんな風にバルトロクリーニングをすることが重要です。バルトロクリーニング前にシミや破れや直し跡、ほつれがないか検品担当の者が細かく見ております。こちらは見終わった状態のものです。こうやって細かくチェックし、バルトロクリーニング前にどんな状態だったかを記録に残し、バルトロクリーニング後にどんな風に変化したかを見るわけです。たとえば、バルトロクリーニングに出す前にシミがなかったとお客様がバルトロ到着時に問い合わせがあったとして、其の場合はすでに当社に現品がなく、チェックしようが無く困ってしまいますので、そういったときにその記録を元に対応致します。ときには当社のミスで初めについていないシミがあったものがバルトロクリーニング後について言ってしまうこともありますし、初めからついていて、お客様の勘違いで初めから付いていたものが、無いと記憶違いでおっしゃることもあるわけです。そんなときに、この記録がないとトラブルの元になりますので、そういった細かい作業も行わないといけません。
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そしてバルトロクリーニングの前処理になります。この襟の部分はバルトロの最大のボリュームを誇るダウンが詰まっているところでふかふかなんです。ここが乾燥不十分だと塊ができてしまっていてもこもこなりません。そのため、この襟のダウンの乾燥は一つのポイントです。こちらの作業はバルトロクリーニング前の工程ですので、汚れ部分をよくチェックしてしみ抜きしていきます。そしてキレイにした後にバルトロクリーニングに入ります。襟の部分は一番汚れが付きやすいので、この部分を念入りにしみ抜きしてからバルトロクリーニングに入っていきます。そしてキレイにしたのと目視してからバルトロクリーニングに入っていきます。バルトロクリーニングは緑の部分が特に汚れが付きやすいので、黒い部分はもちろんですが、緑の部分をしっかりしみ抜きしていくことが大切です。そしてバルトロクリーニングの前処理をして汚れ落ちの品質をより高めていくわけです。こういった細かい作業の積み重ねが汚れ落ちにはかかせません。人間ですので、見落としはあります。其のときには最終チェックで汚れが見つかれば再度バルトロクリーニングし直しという選択肢もあります。大事なのは複数でチェック体勢を行うということです。昔はそこまで厳密にしていなかったので、現在は徹底して低品質のものを出さないようにみんなで一眼になって取り組んでおります。
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そして、バルトロクリーニングを終えたダウンはこうして自然乾燥と乾燥機を駆使して乾燥が行われます。乾燥は色々な意味があり、バルトロクリーニングを終えるとまずは超撥水加工が施されます。その時に、熱を加えて撥水加工の効果を高めるために熱を加えて加工するという効果も含まれております。これをすることによりダウンのボリュームが増えるのは勿論、撥水効果が3倍上がってきます。このタイミングにもポイントがあり、撥水液を付けて乾燥する前の濡れている段階で熱を加えないと効果は現れません。そのため、徹底して乾燥を行うと言うことです。乾燥すると中の羽毛に温かい空気が入り込み、中の羽毛がふっくらボリュームを増していきます。乾燥は何気にしているようで、当社の乾燥機は温度設定ができるため、その素材にあった乾燥温度で行います。また、乾燥が終われば冷風でしっかりしめて仕上げに入ります。乾燥温度はバルトロクリーニングの乾燥の場合、比較的生地が強いため高温でも大丈夫です。しかしこれは他の素材になりますとそうはいきません。そのため、コインランドリーのように高温でしか設定できない場合の乾燥はオススメしておりません。というのはコインランドリーの乾燥機は基本かなりの高温なため、ダウンやその他の生地にかなりの負荷が加わります。そのため、こういったバルトロクリーニングはじめ高級ダウンクリーニングで使用するにはかなりのリスクがあります。私だったら恐くて出来ません。当社はバルトロクリーニングの乾燥といっても高温はしません。生地が強くてもある一定の温度は越えないようにしております。そうしないと生地が傷んでしまいます。そうなってからではお直しが聞きませんので、それはてっていしております。時間も無駄に長くせず、決まった時間で決まった温度で行う事が大切だと思います。
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そしてようやく出来たのがこちらのバルトロクリーニング後の状態です。しっかり染み抜きし、直しがあれば行い、リフォームがあれば行いといった感じで最後は皆この状態になります。最後はチェックする専属の人がいますので、シミの状態から直しはしっかり行われているか、リフォームがばっちりか、他に仕上げは変になっていないかということをちぇっくするわけです。そうして行ってキレイになって初めてお客様の元へ行きます。そういったチェック体制が何よりたいせつだと思っております。というのは人間の行う事なので、ミスはカナラず起こります。それをどうやってチェックしてきづいて修正していくかということが大切になってきます。そのため、地道に人間の目で見て、手で触れて最後は状態を細かく見るようにしております。最後の検品までにも複数の人がチェックする体制がありますので、かなりの確立でミスは防げると思っております。そのため、安心して出して欲しいと思います。シミは完璧に落ちる物もあれば、いくら行ってもキレイにならないものも正直あります。何でもキレイになると思っては困りますが、PROSHOP HIRAISHIYAではできうる限り染み抜きして、バルトロクリーニングしてお出ししております。そのため、品質には自信を持っております。一人の優秀な人はいません。皆で協力して1つのものを作り上げる、そういった事が大切だと思って、皆で連携して行っております。
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